あけましておめでとうございます!
関東のお祭り好きにとって、外せないイベント「ふるさと祭り東京」の時期になりました。
毎年1月東京ドームで開かれるこのイベントは、全国の伝統的なお祭りやご当地グルメが一堂に集結、ご当地キャラクターも登場する、もはや新春の恒例行事。
しかし、聞いたところによると、一般的には「グルメイベント」として認識されている?ぬぬぬぬ?いや、そりゃ食べたり飲んだり、楽しいよ。でも、お祭り好きとしては、祭りを見てほしい!というわけで、お祭り好きがお勧めする、「祭りを楽しむためのふるさと祭りガイド」をお届けします!
目次
1.「ふるさと祭り東京」とは
「ふるさと祭り東京」は、毎年1月半ば東京ドームで開催。今年で第12回を迎え、これまで延べ400万人以上を動員しています。
今年は1月10日(金)から19日(日)の約2週間。北は青森ねぶた祭り、南は沖縄エイサーと、東京にいながら全国のお祭りの山車や演舞を見ることができます。
お祭りだけではなく、大賑わいとなるのがグルメ屋台。どんぶりにラーメン、日本酒、クラフトビール、銘柄牛に海鮮、唐揚げ、すし、メンチカツからスイーツまで、ご当地グルメを味わうことができます。
また、全国のご当地キャラも人気。子どもからお年寄りまで、みんなが楽しめるイベントなのです。
2.迫力の大ステージ「お祭りひろば」と、近くで見やすい「ふるさとステージ」
グルメもいいんですよ、ゆるキャラも可愛い。でも祭り好きの私は、何をおいてもステージを見ることを重視しています。覚えておきたいのが、「お祭りひろば」と「ふるさとステージ」2つのステージがあること。
このイベントのメインとなるのは、会場入り口から見える「お祭りひろば」。ここはねぶたや太鼓台のような大型祭りや、数百人の大人数で魅せる踊りのパフォーマンスが行われます。
もう一つは会場奥の「ふるさとステージ」。コンパクトなこちらの舞台では、日本各地の伝統芸能や、ご当地PR、ミュージックライブなどを披露。至近距離で楽しむことができます。
プログラムが全く違うので、内容をチェックして時間に間に合うように場所移動をしておきましょう!
3.スケジュールを押させて、見たいお祭りを制覇しよう!
ふるさと祭りのチケット購入はネットが便利。会期中いつでも使える普通券から、平日券、イブニング券と分かれているので、スケジュールに合わせて購入しましょう。
各お祭りはパフォーマンスが行われる日程、時間が決まっています。なので、お目当ての祭りを見るためにはスケジュール確認がマスト。行程を決めて合間に食べ物を買いに行くのがお勧めです。プログラムはこちらから。
18:00以降は全体の照明は暗くなって、ステージライト眩しいパーリーナイトに!「みんなで踊らナイト!」ではステージに上がることもできます。平日夜は人出も納まるので、お仕事帰りにイブニング券を利用して気軽に参加するのもいいですね。
4.食べ物ゲット!ビールもゲット!お祭り好き的快適な祭り観覧の仕方
さあ、一日のスケジュールを決めたらグルメを堪能。屋台に買い物に行きましょう。屋台の間にところどころ座れる椅子はありますが、どこも満員。私は欲しいものを買って、座席で見ます。できれば複数人数で行って、場所を抑えておいてもらうのがいいですが、譲り合いの精神も忘れず。
確実に座りたい方は1,000円の有料観覧席を利用するのも有効。当日その場で買うことができます。また、夜になると有料観覧席エリアが縮小されるので、そのタイミングを狙うのこともできます(私はステージ近くより遠巻きから見て構成の全貌を見るのが好きなので、敢えて普通席で観覧します。お金セーブできるしね)。
屋台エリアは大変込み合います。そこで、荷物は少なく、肩掛けポーチなどお財布を出しやすいようにするのがお勧め。トレイ持参の強者もいます。屋台エリアから観客席への移動は通路が限られ、トイレも込み合うので、移動はお早めに!
【2020年 ふるさと祭り東京のグルメ情報はこちら】
ふるさと祭り東京2020 そば・焼きそば・パスタ・うどん特集
あと、すごい小さい情報ですが、床がプラスチックだからか、静電気が凄い。苦手な人は静電気対策しておくといいです。
5.絶対おすすめ!お祭り好き期待のステージはこれ!
毎年「ふるさと祭りがなくちゃ新春じゃない」というくらいに通っている私がお勧めする、今年の舞台はこちら!
青森ねぶた(青森県):ふるさと祭りのメインイベントともいえる存在。青森県からはグルメブースも多数出展。じょっぱり飲んで、しじみラーメン食べて、ラッセラ―!最高です。
牛深ハイヤ祭り(熊本県):全国のハイヤ系踊りのルーツと言われる陽気な踊り。「ヨイサー、ヨイサー!」の掛け声が耳から離れない。もう楽しくて、楽しくて。絶対本場に見に行きたい。
石見神楽(島根県):2019年最もブレイクした祭りではないでしょうか。実際のお祭りでは大蛇から火を噴く!神事舞から物語性のある能まで、ドキドキの展開で見る人を惹きつけて放しません。
高円寺阿波おどり(東京都):踊る阿呆の私としては絶対に逃がせない。本場徳島に習い60年以上前に始まった高円寺阿波踊り。普段一緒に踊ることのない高円寺連協会所属の30チームから、総勢250以上の選抜メンバーが送る圧巻の舞台です。
新居浜太鼓祭り(愛媛県):基本踊り系の祭りばかり行く私ですが、これはどうしても見たい。高さ5メートル、重さ3トンの太鼓台が東京ドームに登場します。実際のお祭りではこの太鼓台が何十台も集まるってどういうこと?これは現地に行かなくちゃ!
もっとあるけど、書ききれない!
近年、特に関東では様々な地方のお祭りが会するイベントが増えていますね。ふるさと祭りはその代表格。各地方のお祭りは、この大舞台に向け必死に練習、準備をしてきています。でも、ここで体験できるのは本場のお祭りのほんの一部。ぜひ「ふるさと祭り」で好きなお祭りを見つけ、今年の旅行先にしてみませんか。
「ふるさと祭り東京」
日時:2020年1月10日(金)~1月19日(日)
ウェブサイト:https://www.tokyo-dome.co.jp/furusato/
場所:東京都文京区 東京ドーム
アクセス:JR「水道橋駅」西口
都営地下鉄三田線「水道橋駅」A2出口
東京メトロ丸ノ内線・南北線「後楽園駅」2番出口
都営地下鉄大江戸線「春日駅」6番出口