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青森の「八戸えんぶり」が再開。夏の八戸三社大祭に思い繋ぐ

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青森・岩手の旧八戸藩領に色濃く残る郷土芸能「えんぶり」。そのえんぶり行事の中で最も規模の大きい「八戸えんぶり」が2月、コロナ禍による2年間の沈黙を経て3年ぶりに開かれました。

凍てつく空気に包まれた八戸がほんのり熱くなる4日間。農民に扮した「南部衆」が集い、真っ白になった街を舞と囃子で彩っていく・・・そして夏の「八戸三社大祭」へと向かって季節の歯車が動き始めます。

コロナ禍で冷え込んだ八戸に春を呼んだ2023年の「八戸えんぶり」を振り返り、この夏4年ぶりに運行が行われる「八戸三社大祭」へと繋ぎます。

2013年から八戸えんぶりを撮り続け、2018年に写真集「えんぶりといきる」を自費出版した青森県在住のえんぶり好きカメラマンがレポートします。

逆境の中で育まれた、季節をつなぐ2つの祭 ...

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