1570年に浜松城を築城した徳川家康。青壮年期の29歳から45歳までの17年間の在城中に、生涯最大の敗戦ともいわれる「三方ヶ原合戦」などの苦難を経て、天下取りの第一歩を歩み始めます。また、江戸時代で歴代の浜松城主からは、幕府の要職である「老中」や「京都所司代」等に抜擢される人物が多く輩出されたことから、後に「出世城」と呼ばれるようになりました。
そんな浜松で5月3日~5日に開催される「浜松まつり」に、今年は大河ドラマ「どうする家康」で徳川家康役を演じる松本潤さんが家康として騎馬武者行列に登場。さらに見逃せないおまつりとなりました。家康にとって浜松はどんな場所だったのか?乃至政彦さんにお伺いしました。
元亀元年(1570)、三河 ...