日本では初夏の訪れとともに、蛍の季節がやってきます。蛍が見られる時期の例年の目安は、九州南部で5月中旬から、中国地方や近畿地方で5月下旬から、関東地方が6月上旬、北陸や東海地方などが6月中旬とされています。
夜の水辺を蛍が乱舞する幻想的な光景は、心に癒しを与えてくれますし、お子さんたちの自然とのふれあいや学習にもぴったりです。今回は、蛍はどんな生きものでなぜ光るのか?といった基礎知識から、蛍が見られて蛍まつりやイベントも行われている全国のスポットをご紹介します!
世界には2,000種類もの蛍の仲間が存在し、日本には約50種類が生息しているといわれます。そのうち清流を好んで棲む水生蛍は10種類ほどで、夜行性で光を放つ代表的な蛍はゲンジボタルとヘ ...