日本人は米を主食としているため、全国各地で稲が栽培されています。水田にたっぷりと水が満たされる梅雨を迎えると苗が植えられていきます。田植えの時期に花を咲かせるのが、あじさいです。神奈川県西部の開成町では1983年から農道や水路沿いに、あじさいが植栽されるようになり、あっという間にあじさいの名所となりました。1988年には第1回の「開成町あじさいまつり」が企画され、例年6月上旬から中旬の時期に開催されています。2021年は新型コロナウイルス感染防止のため、イベントは中止となりましたが、町内の水田は初夏の彩りで包まれています。