首都圏と関西圏を繋ぐ東海道線は、日本の交通の大動脈となっています。江戸時代には小田原から箱根までの箱根八里は難所と言われていましたが、現在では新幹線に乗ればアッという間に通過してしまいます。国内でも屈指の観光スポットの箱根への入口にあたる小田原市は、戦国時代から北条氏が築いた小田原城を中心に栄えた城下町です。相模湾に面しているため海の幸にも恵まれ、小田原駅では多種多様の駅弁が販売されています。その中から9種類をご紹介します。
古くから旅人が行き交った小田原では豊富な種類の弁当が作られていますが、100年を超えて作られているのが鯵の押寿しです。塩漬けされた鰺と酢飯を型で押し固めた押し寿司が ...