毎月12日の「パンの日」にちなんで、日本各地のご当地ランチパックの味とその地域のお祭りをご紹介してきたオマツリジャパン編集部。色々なランチパックを食べながら、ふとあることに気づいてしまいました。
元からサンドイッチになっているランチパックを使えば、
美味しいフルーツサンドが、簡単にできちゃうのでは!?
というわけで、さっそく作ってみることにしました。
専門店も続々!大人気の「フルーツサンド」って何?
フルーツサンドは、2枚のパンの間にレタスやハムや総菜ではなく、フルーツと生クリームを挟んだサンドイッチのことです。
実は、フルーツサンドは日本生まれ。明治18年(1885年)創業の新宿高野には、フルーツパーラーを開いた大正15年(1926年)当時のメニューにすでにあったのだそう。
戦後の1970年代になると、京都や東京の老舗果物店やフルーツパーラーで定番メニューとして定着。なんと誕生から100年近い歴史がある食べ物なんですね。
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でも、ここ数年で急にブームになったのには、また別の理由がありました。「インスタ映え」と「萌え断」です。
見た目がフォトジェニックな食べ物や、切ったときの断面がカラフルで形もかわいい食べ物が「萌える」とインスタグラムで話題に。そこへ、色々な果物の断面で花をデザインしたフルーツサンドが登場すると、人気に火がつきました。
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今では、全国各地にフルーツサンド専門店があるほか、綺麗なフルーツサンドの作り方や「自分で作ってみた」という投稿がSNSに溢れています。
ですが、最終的な断面を想像しながらフルーツとクリームを配置するのが意外に難しく、切る方向を間違えると花のデザインにならなかったりして、「失敗した」「実は難易度が高い」という声もちらほら。
これはなおさら簡単&失敗しないフルーツサンドを作ってみよう、ということで材料を調達してまいりました!
簡単すぎる!ランチパックでフルーツサンド
今回選んだランチパックは超定番のいちごジャム、ブルーベリージャム、マンゴージャムです。生のフルーツをはさむので、同じ果物どうしなら相性はバッチリのはず。
袋から出したら半分に切ります。この段階でもう7割くらい出来あがったようなもの!
フルーツは水分が多くないほうが良いらしいので、バナナと津軽りんごを用意しました。りんごはカット済みなのでここでも時短です。
搾るだけでいい市販のホイップクリームと津軽りんごを好きなだけ詰めます。
輪切りでも半円でも、見せたい形にバナナを切って断面に飾ります。
ものの1分で完成です!!映えるかどうかは工夫しだいだけど、初めから終わりまで断面を見ながら作れるので失敗ナシ。
味も間違いなし!実食レポート
出来上がったフルーツサンドは、ランチパックがベースなので味の完成度も高い!オマツリジャパンのメンバーの感想を聞いてみました。
映えさせるのはさすがにセンスがいる作業ですね(笑)でも、ジャムと生クリームの相性は抜群なので、たっぷり入れて大丈夫。どんなに盛り付けても、最後はワンハンドで食べられるのがいいですね。(30代男性)
サンドイッチだから、片手で食べられるのもいいところ!
ランチパックを利用すれば、映えるフルーツサンドが手軽に作れる!マンゴーとバナナ、そして生クリームの組み合わせは間違いない美味しさ。子供から大人までみんなが好きな味。幸せ。(30代女性)
これだけ簡単なので、お子さんと一緒に作るのもおすすめです。
バナナと生クリームも最高の組み合わせですが、中に入れた津軽りんごのほんのりとした甘さやシャキっとした食感がとてもよいアクセントに。りんご好きということもあって、とても美味しくいただけました。(50代女性)
食感の違うフルーツを数種類入れると、味わいにも変化が出るようですね。
今年も開催!インスタ映え必至の青森のお祭りって?
今回、フルーツサンドに盛り込んだ津軽りんごのふるさと、青森県。青森のお祭りといえば、ねぶた祭が有名ですが、残念ながら今年も開催中止が決定してしまいました。
一方で、昨年に引き続きお祭りの内容をアレンジして行われるのが、十和田湖湖水まつり スカイランタンに「願いを込めて」です。十和田湖湖水まつりは今年で56回を数える十和田湖の夏の風物詩。2019年までは花火大会を開催してきましたが、昨年から、世界中の新型コロナウイルスの感染収束を願って、美しい十和田湖にスカイランタンを打ち上げています。
今年は8月7日、8日の2日間で、2000個のスカイランタンを打ち上げ予定。オレンジやブルーの光が湖面に映え、幻想的な世界が楽しめます。フィナーレには花火も打ち上がり、スカイランタンと花火を湖上から望む十和田湖遊覧船ナイトクルーズも運航。インスタ映え間違いなしの光景と夏の思い出をつかまえに、ぜひ出かけてみてはいかがでしょうか。