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秋田県「男鹿のナマハゲ」に密着!ユネスコ無形文化遺産に登録された「来訪神」が大晦日のナモミはぎ!

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男鹿のナマハゲとは

秋田県男鹿。角のように西側へ飛び出し、3方が日本海に囲まれているこの地には、大晦日の晩、厳しい冬と共にナマハゲと呼ばれるか神様が訪れる。
ナマハゲという言葉は、「ナモミをはぐ」のなまりからきているそうだ。ナモミとは寒い日に囲炉裏の近くで何もしないでじっとしていると、手足にできる火型のことで、この跡ができる者は怠け者の証拠であり、そのナモミをはぎ戒める行事として始まったのが起源とされている。
現在では、「悪い子はいねーか」と大きな声を出し家に上がるナマハゲを恐れ、泣く子供の姿が印象的で、恐ろしい鬼のようなイメージが多くの人の頭に残っているようだが、実際に現地へ訪れ行事を体験すると、大人子供限らず、訪れた家の厄を払い、良い年が訪れますようにと願う暖かい行事だった。

脇 ...

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