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2021年6月5日~7月11日に開催される「関東の山車人形と成田祇園祭展」
全国各地で行われるオマツリの中でも、町内を山車が巡行する祭は町全体が盛り上がり、大きなエネルギーが溢れます。千葉県成田市に真夏の訪れを知らせる「成田祇園祭」では、古くからの門前町を山車が練り歩きます。毎年7月に行われてきましたが、2020年、2021年は新型コロナウイルス感染防止のため中止となってしまいました。年に一度の行事を何よりの楽しみにしていた人は、じっと我慢せざるをえません。とても我慢できない人は、6月5日~6月20日、6月26日~7月11日の2期に分けて行われている「関東の山車人形と成田祇園祭展」に行けば、少しばかりでもオマツリ気分を味わうことができるでしょう。
2021年で300年の節目を迎える「成田祇園祭」
「成田祇園祭」は、毎年7月7、8、9日に最も近い金、土、日曜日に開催されています。成田山新勝寺の大本堂前、門前から薬師堂を経由しJR成田駅前広場まで、10台の山車、屋台と1台の御輿が巡行するのです。特に2021年は、成田山奥之院祭禮300年の節目の年だったのです。「成田祇園祭」の起源は1721年と伝わっています。
「関東の山車人形と成田祇園祭展」は、成田山奥之院祭禮300年成田祇園祭記念行事の一環として行われています。JR成田駅前広場に面するスカイタウン成田の4、5階のスカイタウンギャラリーが会場です。
スカイタウンギャラリー4階に集合する関東の山車人形
ギャラリーの4階では、前期、後期に分けて関東地方の各地から集められた関東の山車人形が展示されます。6月5日~6月20日の前期には9台の山車の展示が行われました。
300年の歴史を振り返ることができるスカイタウンギャラリー5階の「成田祇園祭展」
ギャラリーの5階では、中央に「成田祇園祭」の際に巡行する山車や屋台のミニチュア模型が並び、外周を歴代のポスター、写真、獅子頭、半纏、提灯、扇子が展示されています。
千葉県成田市で毎年7月に開催されている「成田祇園祭」は、新型コロナウイルス感染防止のため、2020年に続き2021年も中止となりました。ところが2021年は、成田山奥之院祭禮300年の節目の年です。成田駅前のスカイタウン成田のスカイタウンギャラリーでは、「関東の山車人形と成田祇園祭展」が行われています。