2022年秋のお彼岸は、9月20日(火)から9月26日(月)までの7日間。おはぎをお供えしてご先祖様に感謝の気持ちを伝えませんか?もちろんお供えした後は美味しくいただきたいものです!この記事では、お彼岸の時期になると店頭で列ができるほど人気の仙太郎のおはぎの実食レポートをお届けします。
仙太郎の4種のおはぎを食べ比べ!
お彼岸の時期以外でも、定番の商品として美味しい「おはぎ」を購入することができるのが、京都に本店のある和菓子屋「仙太郎」です。全国各地の百貨店にも多く出店されていて、美味しい和菓子を求めていつも多くの人が列をなしています。
今回はこの仙太郎のおはぎ4種を購入し、実食しました。定番の「おはぎ 粒」「おはぎ きなこ」のほか、一部店舗でのみで購入できる「七穀おはぎ」、新宿伊勢丹限定の「蕎麦おはぎ」まで、その味をレビューしたいと思います。
餅の粒感がたまらない「おはぎ 粒」
仙太郎のおはぎといえば、餅に青しそが入っていることが特徴的なのですが、これが本当にあんこにマッチするんです。半殺しまでいかない程よい粒感、そこに紫蘇がほんのり爽やかさのある餅と、小豆の優しい甘さのある滑らかなあんこ。80gあるおはぎですが、ペロッと食べてしまいました。
定番商品なので、お彼岸以外でも食べられることが嬉しい!夕方になると売り切れていることも多いので、絶対食べたいと思った方はお早目に!
上品なきなこで優しい甘さ「おはぎ きなこ」
続いて、きなこをいただきます。
粒と同様に紫蘇が優しく香る餅でこし餡を包み、その周りをきなこがまぶされています。
きなこは、黒豆きなこを使用していて、香ばしさと同時に上品でほんのりとした甘さがあります。
粒よりは甘さは控えめで、あっさり食べることができるので、甘いものが少し苦手な方でも美味しくいただけそうです。
プチプチ食感が新鮮「七穀おはぎ」
次にご紹介するのは「七穀おはぎ」。
餅は黒米入りのもち米てプチプチした食感、中にはたっぷりの粒あんが入っています。
こちらの餅にももちろん紫蘇が入っていたのですが、他の3種よりも紫蘇の味を強く感じました。大人向けの味かもしれません。
ちなみに、五穀に「小豆」と「もち米」で七穀なんだとか!体にも良さそうなので、季節の変わり目で体調を崩しがちな方にもオススメしたいです。
初めての味だけどどこか懐かしい「蕎麦おはぎ」
最後にいただいたのは、新宿伊勢丹限定の「蕎麦おはぎ」。新宿伊勢丹限定っていうのがまた期待を膨らませます!
八分づきというもち米は、見た感じは少し硬そうに見えますが食べるとふっくら。煎った蕎麦の実を混ぜこまれていて、プチプチとした蕎麦の身の食感と香ばしさがこの餅にマッチ。中に入った粒あんとの相性も◎ この時期しか食べれないのが残念すぎる一品です。
こちらは期間限定!店頭に行ったら販売期間終了…なんてことがないように!
販売期間:2022年9月7日(水)~9月30日(金)
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お彼岸におはぎを食べるのはなぜ?
おはぎをお彼岸に供えたり食べたりする理由には、おはぎに使われる小豆が関係しています。
小豆の赤は「血」や「太陽」といった生命力を象徴する神聖な色で、古くから邪気払いや厄除けなど呪術的な力を持った特別な食材とされてきました。そのような魔除け効果のある小豆と、昔は貴重だった砂糖を使うおはぎをご先祖様にお供えすることで、感謝の気持ちや祈りを捧げていたと考えられています。
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まとめ
今回ご紹介した仙太郎のおはぎは、素朴さと上品さの二つを備えた美味しいおはぎでした。名店のおはぎを添えることで、お彼岸に普段とは少し違った彩りを加えられます。今年の秋のお彼岸は、仙太郎のおはぎをいかがでしょうか。