クリームたっぷりの洋菓子も美味しいですが、やっぱりあんこの甘さに包まれる和菓子の方が好きという方も多いのではないでしょうか?
全国には様々な「おはぎ」がありますが、こちらの記事では「とらや」で購入した3種の味のおはぎを実食しましたのでレポートします。
2022年とらやの季節限定のおはぎ
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「小倉餡」「黒糖餡」「白餡」「きな粉(御膳餡入)」の4つの味が用意され、店舗によって販売される味が異なります。また、すべてのとらやの店舗で扱ってはおらず、購入したい際は事前に確認することをお勧めします。
中でもきな粉は、京都の数店舗でしか食べることのできないレア味。お彼岸期間限定のおはぎとなっているため、食べてみたくてもなかなかのハードルの高さとなっています。
公式サイト:https://www.toraya-group.co.jp/toraya/products/event/ohagi/
販売期間 :2022年3月18日(金)~ 24日(木)
シンプルでも趣のあるとらやのおはぎ
今回購入したのは、新宿伊勢丹店。10店舗しかない白餡を取り扱っている店舗です。
店頭についてみるとちょっとした行列が。お彼岸ということで、おはぎを購入する方が多いかと思いきや、それ以外のお菓子も買い求めるお客様も多くいました。
今回は予約していたのですが、事前に箱に入れて用意してくださっていました。
一つ一つ丁寧にパックに入っています。違う種類のおはぎがくっついたりすることもないのが嬉しいですね。
菓子楊枝の個数分用意されています。家に帰って、小皿とお茶を用意すればすぐいただくことができます。
実食!味は?
小倉餡
王道の小倉餡ですが、とらやはやっぱりちょっと次元が違います。丁寧に一つずつパックに入ったおはぎ。蓋を開くと小豆の香りがほんのりします。
粒感の残ったあんこと、ご飯の粒が少しだけ残ったもち米が、口の中でいい具合に馴染みます。
変わり種も美味しいですが、やっぱりオーソドックスなおはぎが一番好みかもしれません
黒糖餡
こちらもまず感じたのが本物の黒糖の香り。
あんこはこしあんとなっていて黒糖のコクが深く味わい豊か。しつこくない甘さが上品です。
もち米よりあんこが2倍ほど多いのがちょっと嬉しいですね。
白餡
白小豆を使ったおはぎは、一見おはぎには見えない見た目。二口サイズの大きさとオフホワイトな色あいは、生菓子のようにみえます。
味わいはおはぎそのもので、他の2種よりも少しだけ甘さが控えめに感じました。もちろん間違いなく美味しい!取り扱い店舗も少なく貴重な一品ですね。
京都限定の「きな粉(御膳餡入)」は、残念ながらGETすることができませんでしたが、いずれぜひ食べたいです!
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そもそも「お彼岸」ってどんな行事なの?
お彼岸は、春分の日・秋分の日を中心に年に2回存在する、日本伝統の行事習慣のこと。春分・秋分の前後3日間を含む7日間
お彼岸の期間は、春分の日・秋分の日の前後3日間を含む7日間。2022年の春のお彼岸である春分の日は、3月21日(月・祝)なので、3月18日(金)から3月24日(木)までの7日間という日程になります。
春分の日・秋分の日を特別な日とし、ご先祖様や自然に感謝の気持ち込めて祈りを捧げます。
ご先祖様への感謝の意味を込め、お墓参りや、仏壇・仏具の掃除、お供えなどの供養を行いましょう。その際、墓前や仏壇には「おはぎ」をお供えしたり、近隣に配ったりする風習も古くから根付いています。
詳しくはこちらの記事をご覧になってください。
まとめ
とらやのお彼岸限定のおはぎのレビューをお届けしました。上品な甘さが特徴的な高級感のあるとらやのおはぎは、この時期限定なのがとても残念に思える美味しさ!秋のお彼岸でもぜひ食べたいと思います。
自分で食べるでなく、おはぎをお供えすることを忘れずに、ご先祖様へ感謝の気持ちも伝えましょう。