2019年春、映画「翔んで埼玉」でも話題の埼玉県ですが、埼玉県幸手市の権現堂公園は、桜の名所として有名です。春を迎えると長さ1kmにわたる堤に約1,000本のソメイヨシノが咲き誇り、桜のトンネルを作ります。そんな埼玉県幸手市の権現堂公園で毎年開催される「幸手桜まつり」についてご紹介します。
幸手桜まつりの写真をご紹介♪
幸手桜まつり@県営権現堂公園
埼玉県内屈指の桜の名所です🌸
昼間も美しいけれど、夜🌃も美しい😍 pic.twitter.com/b08tGKJAsI— おつきさま (@LovelyLuna0708) 2018年3月31日
幸手桜まつりの基本情報
【開催場所】県営権現堂公園(幸手市権現堂堤)埼玉県幸手市内国府間887番地3
【アクセス】JR東武日光線「幸手駅」下車後、臨時バス「五霞町役場行」乗車、「桜まつり会場」下車
【駐車場】有り
【開催期間】2019年3月25日(月)~4月9日(火)
幸手桜まつりの歴史
幸手桜まつりの歴史は、なんと大正14年4月までさかのぼります。大正9年から植えられた桜が見事に咲き、お花見シーズンには多くの人で賑わった旨が報じられています。驚くべきは、昭和18年4月に、「戦争中でも当地では、花見を実施」していたことでしょう。戦後、幸手の桜は米軍により伐採されましたが、昭和24年には、栗田亀造氏、公民館職員により桜の植栽が始められたそうです。その時の苗木の三分の一のソメイヨシノが現在も残っていて、現代の私たちの目を楽しませてくれています。
幸手桜まつりのイベント予定は?
まず、3月24日(金)〜4月7日(日)まで、まちなかの商店や寺社などにアート作品を飾る「幸手アートさんぽ」が開催されます。次に、3月25日(土)~4月9日(火)まで、桜堤特設テントにて「幸手市観光物産店」が催される予定です。3月30日(土)はお茶会、4月7日(日)は、マラソン大会とさくらふれあいまつりなど、地元にちなんだイベントが目白押しです。
幸手桜まつりの見どころは?
なんといっても、1000本のソメイヨシノのトンネルの堤の隣に作付けされた菜の花畑とのコントラストでしょう。私たちの心の原風景とも言える桜の花、菜の花を一度に楽しめるのですから、これほど贅沢なことはないと思います。春の一時期しか愛でることができないソメイヨシノと菜の花の美の競演を、実際に目で見てお楽しみください。