・江戸時代には日光街道の第2の宿場町であった草加宿
埼玉県草加市は、江戸時代には日光街道の第2の宿場町として栄えました。元禄文化期には松尾芭蕉が『奥の細道』で、草加宿の様子を描いています。また宿屋街の団子屋で働いていた「おせん」さんが、売れ残った団子を潰し、焼き餅として売ったことが起源となり、せんべいが全国に広まったと言われています。現在でも市内には、歴史的な佇まいが溢れています。
2003年から毎年10月の第1週日曜日頃に「草加宿場まつり」が開催されており、2019年は10月6日に行われました。そのときの様子を70枚の写真でご紹介します。
「草加宿場まつり」2019のポスター
草加駅東口ロータリーに吊るされた「草加宿場まつり」の提灯
草加駅東口ロータリーに吊るされた「草加宿場まつり」の提灯
草加市内の札場河岸公園に立つ松尾芭蕉像
草加市内のおせん公園に立つ河合曾良像
『奥の細道』が思い起こされる草加松原
旧日光街道に立つ大川本陣跡の石碑
・旧日光街道を練り歩く大名行列
江戸時代の参勤交代では、東北や北海道の41の大名が草加宿を利用していました。「草加宿場まつり」のメイン行事となっているのが大名行列です。2019年は「一関藩」の大名行列が再現され、旧日光街道を練り歩きました。中間点の大川本陣跡では、特設ステージが設けられ、時代寸劇が演じられました。
出発の合図を待つ大名行列
神明庵前を出発する大名行列
大名行列を先導する露払い
大名行列を先導する露払い
大名行列の中の子どもの侍
大名行列の中で薙刀をもつ女の子
大名行列の中の女の子
大名行列の中のお姫様と鉄砲隊
大名行列の中の鉄砲隊
大名行列の最後尾で弓をもつ男の子
大川本陣跡に到着した大名行列
大川本陣跡の特設ステージで演じられる時代寸劇
大川本陣跡の特設ステージで演じられる時代寸劇
大川本陣跡の特設ステージで演じられる時代寸劇
大川本陣跡の特設ステージで演じられる時代寸劇
大川本陣跡の特設ステージで演じられる時代寸劇
大川本陣跡の特設ステージで演じられる時代寸劇を見る人々
・おまつり気分を盛り上げる神輿や日本の伝統的な踊り
大名行列や時代寸劇で草加宿の歴史を感じる前後に、気分を盛り上げるのは神輿や、阿波踊り、よさこい踊りです。旧日光街道や草加駅東口ロータリーで、絶え間なく各々のパーフォーマンスが行われています。
旧日光街道を練り歩く神輿
大川本陣跡でパーフォーマンスする神輿
大川本陣跡でパーフォーマンスする神輿
大川本陣跡でパーフォーマンスする神輿
大川本陣跡でパーフォーマンスする神輿
草加駅東口ロータリーを回る神輿
草加駅東口ロータリーを回る神輿
草加駅東口ロータリーを回る神輿
草加駅東口ロータリーでパーフォーマンスする神輿
草加駅東口ロータリーでパーフォーマンスする神輿
草加駅東口ロータリーでパーフォーマンスする神輿
草加駅東口前の通りを練り歩く神輿
酒樽の神輿
草加駅東口ロータリーを回る酒樽の神輿
草加駅東口前の通りを練り歩く酒樽の神輿
旧日光街道での阿波踊りの流し踊り
大川本陣跡での阿波踊りの組踊り
草加駅東口ロータリーでの阿波踊りの組踊り
旧日光街道でのよさこいの流し踊り
・いたるところに設けられる露店やイベント・ステージ
「草加宿場まつり」でメインの会場となるのは、旧日光街道や草加駅東口ロータリーです。また、屋台が集中するのは、旧日光街道と草加駅東口の間にある草加小学校校です。各々の場所では各種の露店が出るばかりでなく、いたるところにイベント・ステージが設置され、様々なパーフォーマンスが行われます。
旧日光街道に設けられたおまつり本部
旧日光街道の交差点
旧日光街道
旧日光街道沿いの神明庵
神明庵に設置される記念撮影用のパネル
旧日光街道沿いの蔵の前に設けられた似顔絵コーナー
旧日光街道沿いの古民家の前に設けられた似顔絵コーナー
住吉とやま公園に出店された露店
旧日光街道に出店された露店
旧日光街道に出店された露店
草加小学校校庭を利用した屋台村マルシェ
草加小学校校庭を利用した屋台村マルシェ
草加小学校校庭を利用した屋台村マルシェ
休憩場として開放される草加小学校校体育館
マルシェでの子ども達のダンス・パーフォーマンス
マルシェでの子ども達のダンス・パーフォーマンス
旧日光街道でのストリート・パーフォーマンス
旧日光街道でのストリート・パーフォーマンス
旧日光街道のステージでの舞踊イベント
旧日光街道のステージでのミュージック・イベント
旧日光街道のステージでのミュージック・イベント
草加駅東口ロータリーのステージでのミュージック・イベント
旧日光街道近くの東福寺
東福寺本堂でのコンサート
旧日光街道沿いに草加せんべいの店舗を構える「志免屋」
旧日光街道沿いに草加せんべいの店舗を構える「源兵衛せんべい」
旧日光街道沿いに草加せんべいの店舗を構える「堀井商店」
「草加宿場まつり」は、江戸時代には日光街道の第2の宿場町として栄えた埼玉県草加市で、毎年10月の第1週日曜日頃に開催されています。大名行列や時代寸劇で、江戸時代の草加宿の様子が再現され歴史感が漂います。旧日光街道と草加駅東口の間には露店ばかりでなく特設ステージが数多く設けられ、子ども達が活躍する場面も多くファミリーで気軽に楽しむことができます。