2023年9月29日、東京・池袋のサンシャイン60展望台で「中秋の名月鑑賞会」が行われます!
高層ビルの展望で行われるこのお月見。この記事では2021年の現地レポートとともに、2023年の開催情報をお届けします。
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サンシャイン60展望台で例年十五夜の前後に開催される「中秋の名月観賞会」
2021年の中秋の名月は9月21日です。夏の暑さが和らぎ空気が澄み渡る秋の夜空に浮かぶ月の姿には、季節の移ろいや和の情緒が感じられるものです。全国各地に月見のスポットがありますが、東京池袋に建つ超高層ビルのサンシャイン60では、例年十五夜の前後に「中秋の名月観賞会」などの「天体観賞会」が開催されています。2021年には、9月21日に「中秋の名月観賞会」、9月18日~26日に「YAOKI月面探査ミッション」、9月18日~20日に「天体観賞会ワークショップ」が行われました。
海抜約251メートルの展望台の360度のパノラマで眼下に広がる都心の光景
サンシャイン60は、池袋駅から東1キロ足らずのところに1978年に建設されました。海抜約251メートルの超高層ビルは当初、アジアで最も高いビルでした。最上階の60階は展望台となっており、都心を360度のパノラマで障害物なく見渡すことができます。
東京スカイツリーのライトアップにコラボする中秋の名月
海抜約251メートルの高所からは眼下ばかりでなく、天体の見え方も地上とは大きく異なります。星の動きが天体ショーを演じる日には、「惑星観賞会」などのイベントも企画されます。中秋の9月中旬には「中秋の名月観賞会」が恒例となっています。21日に行われた観賞会当日は17:30前後から展望台のSKYトランポリン付近で、月や星についての解説が行われた後、中秋の名月の自由観察となりました。星空写真家の成澤広幸氏による撮影のアドバイスを受けることができたので、インスタ映えする写真を撮影することが期待できます。サンシャイン60展望台は「日本百名月の地」の一つに数えられています。
「中秋の名月観賞会」では展望台から東の方角に中秋の名月が昇ります。同じ方向に東京スカイツリーが聳え立っています。中秋の名月の光の輝きと、スカイツリーのライトアップが時間の流れとともに変化するので、時が経つのを忘れてしまいそうです。
「YAOKI月面探査ミッション」で月面探査ロボットの走行体験
「中秋の名月観賞会」の開催日を含む前後の9日間、イベントスペースで「YAOKI月面探査ミッション」の体験イベントが行われました。YAOKIは月面探査の最前線で活躍するロボットです。2022年の初頭には民間で世界初の月面調査を行い、月面の開発を推進する予定です。「YAOKI月面探査ミッション」では操作パネルで、YAOKIの走行体験を楽しむことができました。
2021年の中秋の名月は9月21日でした。東京池袋のサンシャイン60展望台では例年十五夜の前後に、「中秋の名月観賞会」などの「天体観賞会」が開催されています。海抜約251メートルの展望台からは東の方角に中秋の名月が昇り、東京スカイツリーのライトアップとコラボします。
2023年の開催情報!
日時:2023年9月29日(金)17時30分~19時(月の出は17時31分)
場所:サンシャイン60展望台てんぼうパーク(豊島区東池袋3)
入場料:大人=700円~(土曜・日曜・祝日は900円~)、小・中学生=500円~(同600円~)、小学生未満無料
※展望台内「てんぼうパークCAFE」では9月15日~29日の期間中、ウサギを描いた「てんぼうの丘ラテ」「月光ソーダレモネード」「月光レモンサワー」など限定ドリンクを販売。