G

新たな舞場にも挑み継承する「誕生獅子」故郷・神戸を離れ、東京で巡りあった現代的ニーズ

作成日
更新日

「誕生獅子」という珍しい獅子舞がある。その名の通り、父獅子と母獅子との間に子獅子が生まれるという獅子舞だ。子獅子が誕生した瞬間は、本当に驚きであり、観客からは「お〜!」という歓声があがる。

見ているだけで分かりやすく楽しい舞は国内外を問わず、祭礼や舞台公演だけでなくパーティーなどにも呼ばれ好評を博している。特に、おめでたいストーリーは結婚式の披露宴でも大人気だという。

誕生獅子は、兵庫県で獅子舞を習っていた木藤準人さんが東京で2003年に始め、「誕生獅子保存会」の立ち上げを経て現在まで東京で舞い続けている。

地方の獅子舞を東京で受け継ぐ稀有な獅子舞団体がトライする、新しい獅子舞の継承方法。その課題や工夫について、また、誕生獅子の活躍の場が広がる現代的なニーズについて聴くため、202 ...

続きを読む