鳥越神社のお正月の祭り
台東区鳥越にある鳥越神社。6月に行われる鳥越祭は、千貫神輿も登場し祭り好きで知らない方はいないかもしれません。この鳥越神社でお正月に行われるお祭りがあります。「とんど焼」です!
どんと祭や左義長とも呼ばれ、小正月に行われることが多いお正月神事。鳥越神社ではとんど焼と呼び、お正月行事を終え、七草粥を食べた人日の節句の翌日(七草明けの1月8日)に毎年行われています。本日1月8日、13時より行われたとんど焼の様子を速報でお伝えしていきます!
※例年多くの人が境内へと集いますが、2021年は感染症対策から氏子の皆さんと関係者のみが入れる形で実施されました。
準備万端の境内
13時前、鳥越神社の境内へとやってきました。境内の真ん中にはお焚き上げの準備が済んでいます!
藁をユニークに組んで積み上げていますね。
火を点ける前に、社殿等への放水が行われました!
鳥越神社のどんど焼。火が点けられる前に、念入りに放水しています!#祭り #オマツリジャパン pic.twitter.com/TUXzPBvIGY
— 高橋佑馬@お祭りライター (@yuma_walking) January 8, 2021
いざ、点火!
13時になり、祭礼がはじまります。宮司さんによって祝詞の奏上やお祓いが行われていきます。
火が用意されました!宮司さんが石を叩いてお清めをするのに合わせ、火が点けられていきます!
どんどん点けられます。
一周しながら火を点けていくと、だいぶ燃え広がります!
完全に火が燃え上がりました!
鳥越神社のどんど焼がはじまりました!火に当たって歳神様の力を貰い、一年間無病息災でいきたいですね!#祭り #オマツリジャパン pic.twitter.com/5lrcPW0bLc
— 高橋佑馬@お祭りライター (@yuma_walking) January 8, 2021
とーんど、とんどと餅を焼く
火が燃え広がったところで、ここからは鳥越神社の近隣に住む親子が登場!お焚き上げの火には年神様の力があり、火に当たることで災厄を祓うことができます。そこで地域で大切にされる子どもたちが「とーんど、とんど!」と言う掛け声を上げながら、火の回りを進んでいきます。
火に当たった後は、長い竹竿の先にお餅を付け焼いていきます。この火で焼いたお餅を食べることでもご利益をいただけるんだとか!
小さい子どももお餅を焼いていきます。「熱いー」と言いながらも上手です!
年神様の火で、一気にお餅が焼き上がっていきます!今年はおうちで食べてねとのことでした。
年神様の力をいただき、災厄を祓うお祭りの「とんど焼」。一年無病息災に過ごしたいですね!