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郡山「大和な雛まつり」金魚の町で約100カ所の雛飾り

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金魚と城の街「大和郡山」

柳澤氏15万石の城下町である奈良県大和郡山市。江戸中期に、甲府藩主・柳澤吉里(やなぎさわ・よしさと※5代将軍・徳川綱吉に重用された柳澤吉保の子)が郡山に転封された際、家臣らが山梨から観賞用に金魚を持ち込んだことがきっかけで、金魚が珍重されるようになります。その後、幕末〜維新の頃になると藩士たちの副業として栄え、今や年間6000万匹を出荷する「金魚の街」として有名です。

今回はこの郡山で行われる雛まつりのイベント「大和な雛まつり」を紹介いたします。

約100カ所でひな飾りが見られる「大和な雛まつり」

雛まつりの時期、JR郡山駅と近鉄郡山駅の間にある店舗や個人の家など約100カ所に雛人形が展示されます。

メイン会場は元は遊郭だった「町家物語館」。他には江戸時 ...

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