埼玉県北西部の寄居町は、戦国時代には小田原城を本拠とする北条家の北関東支配の拠点となっていました。荒川に沿って鉢形城が築かれていました。天守閣や櫓は全くありませんが、城の縄張りが残り往時の面影を偲ばせています。鉢形城では1590年、豊臣秀吉による小田原征伐の際に、壮絶な合戦が繰り広げられました。「寄居北条まつり」は毎年5月中旬に、鉢形城での最後の合戦の様子をリアルに再現します。2019年は5月19日(日)に開催されました。
「寄居北条まつり」の当日には、鎧を身に纏った人が街中に溢れ、戦国時代にタイムスリップしたような錯覚に襲われます。