どうも。奇祭ハンターのMacです。何かと家に閉じこもりがちなこの時期、今流行りのオンライン飲み会などを利用されている方も多いのではないでしょうか。
「家にいるけど、少しでもお祭り気分を味わいたい」。そんな方のために、オンライン飲み会の背景画像に最適な奇祭の場面写真(ステージ写真)を7つ、選んでみました。写真はすべて私が撮ったものなので、遠慮なく使ってください。
#オンライン飲み会なうに使っていいよ
➀神楽ステージ
毎年1月4日の夜から5日の朝・未明にかけて行われる長野県、天龍村の霜月神楽「坂部の冬祭り」からの一枚。掲載した写真は、寝袋で仮眠を取りながら迎えた朝の6時頃、赤鬼(たいきり面)が登場したシーンです。この後、燃えさかる松明にまさかりを打ちつけます。その後「獅子」「水の王」「火の王」「翁」などの面形舞が続き、湯立てと舞がくり返されます。
②紙吹雪ステージ
和歌山県、淡嶋神社の「ひな流し」からの一枚。掲載した写真は、神主さんが祝詞を唱え、紙吹雪を巻き、神の国への道を開いているところで、いわば「神の国への道が開いた瞬間」。雅な気分を演出したいときにお使いください。
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「ひな祭りオリジン、淡嶋神社のひな流し 君は人形たちの声を聴いたことがあるか?」
③天狗舞ステージ
富山県、新年の火祭りと春と秋の例祭の、年3回行われる「小川寺の獅子舞」からの一枚。舞台は千手観音堂の前。独特のジャンプが特徴の南蛮踊りを舞う天狗の後を、ふたりのばば面、その名もビッチャルとクソタレが続きます。寺社の前で神主さんが神事を行うという全国的にも珍しい神仏混淆(しんぶつこんこう)のお祭りです。神にでも仏にでも頼りたい気分のときにどうぞ。
④裸祭りステージ
埼玉県を代表する裸祭りのひとつ、「どろいんきょ」からの一枚。白木造りの神輿を水をまいた庭の中で勢いよく転がし、泥だらけにするお祭りです。疫病神としてのスサノオを暴れさせることで、疫病退散を祈願する祇園祭の一種です。疫病退散を祈願したい気分の時にどうぞ。
⑤盆踊りステージ
今や全国的に有名になった阿波踊りや近年、人気の郡上踊りと並ぶ日本三大盆踊りのひとつ、「西馬音内(にしもない)盆踊り」からの一枚です。月夜に顔を隠して踊るために「亡者踊り」という異名も持ちます。幻想的な気分を演出したいときにどうぞ。
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「秋田の西馬音内盆踊りに行ってみたら、歌詞がガチでパリピだった件。『人は顔じゃない、手だ』という結論に」
⑥ロケットステージ
十数分おきに30数本の手作りロケット「龍勢」を発射し、神様に奉納する埼玉県は吉田の「龍勢祭」からの一枚です。白煙を上げて昇る姿が龍が昇天する姿に似ていることから、「龍勢」と呼ばれています。花見ならぬロケット見の風情を楽しみたい気分のときにどうぞ。
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「奇天烈斎様は本当にいた?! あの日見た龍の名前を僕達はまだ知らない。秩父の龍勢祭り」
⑦炎柱ステージ
毎年11月に行われる、福島県は須賀川町の松明明かしからの一枚。長さ10メートル・重さ3トンを誇る「大松明」を始めとする約30本の松明を立てて、勢いよく燃やすという日本三大火祭りのひとつです。鬱屈した今の気分も災厄もすべて聖なる炎で焼き払ってしまいたいという気分のときにどうぞ。
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「魔王に焼き払われた勇者の村かっ!絶景を超える絶体絶命景?!福島の松明あかし」
実際にオンライン飲み会で使ってみた!
私も自分で実際にオンライン飲み会で使って試してみましたが、⑦の「松明明かし」の画像が背景にキレイにハマって、かつ熱そうで評判がよかったです。
オマケのDIY。背景画像は後ろに色々と物が写り込むと、上手く合成されない場合があります。公式ではグリーンバックが理想的とありますが、ここはコロナのせいで今年のお花見には未使用だったブルーシートを活用。ブルーでも上手くいきました。