祭りのみどころ
宵まつりを中心に、「祭連(まづら)」と呼ばれる踊り手たちが商店街やJR仙台駅前など、街の至る所ですずめ踊りを演舞する「流し踊り」は大半を休止し、会場を勾当台公園市民広場、同公園音楽堂、定禅寺通の3カ所に限定。
本まつりは、武者行列などが東二番丁通などを練り歩くメインの「時代絵巻巡行」を休止。山鉾巡行も「3密」回避のため見合わせ、8日から中心商店街に展示し、祭りのムードを盛り上げる。15日に東日本大震災の犠牲者を悼み、新型コロナ退散を祈願する「山鉾観覧」のため、3基は定禅寺通に移動。
会場には来場者ゲートを設置し、観客の検温を行い、連絡先を提出してもらう。観客には大きな掛け声の自粛を求める。出演者は1週間前から体調をチェックし、ステージ上で密にならないよう人数制限。
宵祭りでのすずめ踊りは年々スケールアップし、2018年は150祭連、参加者も4,500名と過去最高を記録。軽快なお囃子に合わせ、色とりどりのハッピ姿のすずめたちが乱舞する「定禅寺通宵流し」は必見です。
本祭りの見所である「時代絵巻巡行」では、甲冑に身を包んだ伊達政宗公をはじめとした伊達戦国家臣団や弓隊・槍隊・尖帽鉄砲隊が練り歩き、さらには豪華絢爛な11基の山鉾も間近で見ることができます。
これを食べずに帰れない
勾当台公園での「杜の市」は牡蠣料理や地ビールの屋台が登場し、多くの人々が地元の味に舌鼓を打ちます。地元の味を一気に楽しめる大人気のイベントは、伊達政宗公のお言葉を受け「旬の食材を自分で調理し振る舞うのがおもてなしの心とする」を体現。子供から大人までみんなで楽しめるグルメイベントとなっています。
祭りに参加するには
すずめ踊りでは初めてでも当日に参加して披露もできる「飛び入り雀 祭雀連」があります。初心者でも、仙台すずめ踊りをその場で練習して、集まったみんなで仙台・青葉まつりに参加可能。集合時間に直接受付に行けばだれでも参加できます。
歴史・由来
起源は、江戸時代・仙台藩最大の祭りの仙台祭まで遡ります。
明暦元年(1655)年に始まったこの祭は、毎年9月17日に東照宮(仙台市青葉区)の祭りとして、藩をあげて行われ盛大なお祭りでした。町内より多い時では70基の山鉾が城下を練り歩いたそうです。
明治時代になると、明治7年にできた伊達政宗公を祀る青葉神社(仙台市青葉区)の礼祭に変わり、政宗公の命日である5月24日に執り行われるようになりました。この礼祭は、青葉祭りとも呼ばれ盛んに行われていました。
特に明治18年の政宗公没後250年祭や、昭和10年の300年祭には多くの山鉾が市中に出て盛大に行われました。
しかし、昭和40年代後半には交通事情等により途絶えてしまいました。
現在の仙台・青葉まつりは伊達政宗公没後350年を迎えた昭和60年に、長年途絶えていた「青葉まつり」を“市民がつくる市民のまつり”として復活させたもので、今年32回目を迎えます。(27回は、東日本大震災のため中止)現在では杜の都・仙台の初夏を彩り、仙台3大まつりの一つとして、仙台市民はもとより、多くの方々に愛されるまつりとして定着しています。
(引用:仙台・青葉まつり公式ホームページより)
豆知識
土曜日の「宵まつり」の見所である「すずめ踊り」は仙台城が築城された時の宴の席で、仙台城の石垣を造った石工さん達が即興で踊ったものを起源にし、第3回の仙台・青葉まつりから仙台市民がみんなで踊れるようにと定型化し現在の形になったもの。
関連する記事
インフォメーション
名称 | 第40回仙台・青葉まつり |
---|---|
開催場所 |
宮城県仙台市青葉区
東二番丁通り/一番町四丁目商店街/勾当台公園市民広場 等 |
開催日 | 2024年5月18日(土)、2024年5月19日(日) ※すずめ踊りは10:00~、日曜は10:30~、時代絵巻巡行(日曜)は12:10頃~16:15(要確認) 【次回開催予測:2025年5月中旬頃】 |
主催/情報提供者 | 仙台・青葉まつり協賛会 |
アクセス | 地下鉄勾当台公園駅からすぐ(勾当台公園) |
関連サイト |
http://www.aoba-matsuri.com/index.html https://www.instagram.com/aoba_matsuri/ |
関連Youtube |
https://www.youtube.com/user/aobamats... |
※ 最新の情報ではない可能性があります。お祭りへ行かれる際は、最新の公式情報を必ずご確認下さい。
※日時・場所・出演者・参加に関する条件・料金等が変更や誤記などにより実際と異なる場合がありますのでご留意ください。
北海道・東北の祭り
この祭りを作成・掲載された方は、ログインしてこのページを編集いただけます。
オマツリジャパンリーダーズにログイン