ゴールデンウィークを迎え、陽気が心地よい季節。例年よりも不安が尽きない日々が続いていますが、今年も無事にこどもの日を迎えることができました。
こどもの日と言えば兜を飾ったり、鯉のぼりをあげたり、菖蒲湯に浸かったりするイメージが強いのではないでしょうか。しかし、その中でも最近では鯉のぼりをあげない方や、処分方法が分からず押し入れに入れっぱなしというケースも増えてきています。また、お子さんが大きくなってこいのぼりを掲出するのは今年が最後のご家庭もあるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、使わなくなった鯉のぼりの処分方法やリメイクする方法などについてご紹介します!
少子高齢化が進み、鯉のぼりをあげない家庭が増えていることをご存じでしょうか。
また、少子高齢化以外にも「マンションが増えたことで飾るスペースが無い」「鯉のぼりをあげると小さいこどもがいることが周りにばれて不安」といった声もあるようです。
そして何より、処分や出し入れが面倒で鯉のぼりをあげないという家庭も増えてきています。
鯉のぼりはひな人形やだるまと同じように縁起物だと思われがちですが、実は身払いや・厄払いといった効力はないため、家庭用のゴミと一緒に廃棄してしまっても問題はありません。
しかし、使わなくなったとはいえ、今までこどもの成長を願ってきた物をゴミと一緒に廃棄してしまうのは心が痛む方も多いはず。
そんなときには、今までの感謝の念を込めて供養してもらったり、廃棄の際に塩で清めたりして、鯉のぼりをしっかり供養すると良いでしょう!
ここからは、鯉のぼりの処分方法を4つご紹介します!
#総願寺 #人形供養
お人形の供養に加須市にある真言宗智山派の総願寺に参りました。
鯉のぼりの供養もしているみたいで、朝早くから参拝客のかたがたくさんいました。
山門や本堂の彫刻はなかなかのもの。
新緑薫る爽やかな風のなか、いいお参りできました〜〜(╹◡╹) pic.twitter.com/97hdPadz5G— 曉のジョニー (@7y5pVVUh9Unp5y0) May 18, 2019
先ほどご紹介したように、鯉のぼりはだるまやひな人形と同じように供養できます。神社仏閣で供養してほしい方は、近所で人形供養を行っている神社やお寺がないか調べてみると良いでしょう。
また、近所でお焚き上げなどをしている神社仏閣がない場合には、「人形供養代行」を活用するのもおすすめです。このサービスでは電話・インターネットで申し込むことが可能で、値段はサイズによって1000円~15000円ほど変動します。
気になる方はお手持ちの鯉のぼりのサイズを確認してから依頼してみてくださいね!
上谷戸親水公園では鯉のぼりが5/10まで掲揚されます。
ここの鯉のぼりは長野や静岡や色んなところから寄付された鯉のぼりだそうです。
鯉のぼり自体は古いもので100年ものなどあるそうです。
GW中は五月人形展を行い、
武者人形や兜が展示されます。
5/3には柏餅作り体験もございます。 pic.twitter.com/5BgK3VRZRg— 稲城市観光協会 (@inagi_life) April 22, 2019
使い終わった物を必要としている誰かに譲り渡すことは、想いを受け継いだり、環境に配慮したりするうえでとても大切です。
日本各地では鯉のぼりをはじめ、さまざまな縁起物を寄付するためのお祭りやバザーが定期的に開催されています。
また、こうした催し物だけでなく幼稚園や小学校でも快く引き取ってくれる場合があるため、地域の施設などに連絡してみるのも良いかもしれません。
寄付と同じく、また誰かに使ってほしいと考えている方は、売却するのも有効な手段です。現在は中古屋さんに売却する他にもさまざまなフリーマーケットアプリがあり、家にいながらでも出品することができます。
実際、数多くの鯉のぼりが出品されており、高いものでは5万円以上で取引されているケースもあります。
また、実は日本の鯉のぼりはフランスをはじめ世界各国で人気の文化でもあります。そのため、出品の際は海外も視野に入れてみるとより売れやすいかもしれません。
ナイロン製の鯉のぼりをリメイクした
エコバッグ。
カラフルな無地部分は吹き流しで作られています。ムムリクスオミさんの
KUMAKKOシリーズのエコバッグは
リュックにもなるデザイン。買い出しの時間も個性的に!
楽しく行こう❤️ pic.twitter.com/06PoWv426m— origami (@origami_sapporo) July 30, 2020
鯉のぼりが汚れてしまったり、破れてしまったりした場合には、リメイクして別の何かに生まれ変わらせてあげるのも良いでしょう。
独特な柄をしているケースも多い鯉のぼりは、例えばポーチやスカーフなどのアイテムにリメイクしてあげるとおしゃれなポイントアイテムとして活用することができます。
その他にも、さまざまなリメイク方法を紹介してくれるWebサイトもあるため気になった人はぜひ調べてみて下さい!
いかがだったでしょうか。今回は鯉ののぼりの処分方法やリメイク方法についてご紹介しました!
鯉のぼりをあげる人が減っている一方で、こどもの日には必ずあげたいと思う方も多いはずです。寄付・売却をすることで、中古の鯉のぼりとしてまた別の方に使ってもらえるので、安くゲットしたいという方の願いを叶えられることもあります。
鯉のぼりを処分に悩まれている方は、ぜひ今回ご紹介した方法を試してみてくださいね!
\オマツリジャパン×鉄道コム共同企画/「あなたが今後乗車したい観光列車は?」をテーマに、全国で運行されている観光列車の人気投票を実施しました!
果たしてどの観光列車が人気を集めたでしょうか??投票結果を発表します!
第5位にランクインしたのは、ゆふいんの森!36票を獲得しました。
ゆふいんの森は、JR九州の観光列車で、福岡・博多駅と、人気の温泉観光地・由布院駅、別府駅を結んでいます。レトロモダンな車内に、スタイリッシュな緑色の車体が特徴的。さらに心のこもったおもてなしが受けられるとあって、JR九州の観光列車の中での人気が高い観光列車です。
ゆふいんの森に乗って観に行くなら、別府八湯温泉まつりがおススメ!
別府と言えば、温泉。毎年4月に大分県別府市で開催される「別府八湯温泉まつり」は、毎年沢山の企画が目白押し!中でも「湯・ぶっかけまつり」は、お神輿を担ぎながら大量の温泉をぶっかけるという、温泉地ならではの楽しいお祭りです。
49票を獲得した、ななつ星in九州は、JR九州が運行するクルーズトレイン!3泊4日コースと1泊2日コースがそれぞれ週に1回ずつ運行されており、九州を周遊して楽しむことが出来ます。1人あたりの価格は1泊2日で15万円~40万円(車中泊)と超高級なため、「いつかは乗ってみたい!」憧れの列車です。
現在運行中の1泊2日コースは…
1日目:博多→有田→早岐→長崎
2日目:熊本→阿蘇→熊本→博多
となっています。
このコースであれば、長崎ランタンフェスティバルはぜひ足を運んでほしいお祭りです!
長崎ランタンフェスティバルは、毎年2月に開催される中国の旧正月を祝う盛大なお祭りで、約1万5000個のランタン(中国提灯)や大小のオブジェが所狭しと並び市内を美しく彩ります。開催期間も約2週間と長く楽しめるのも嬉しいお祭りです。
4位と僅差!50票を獲得し、第3位にラインクインしたのは、JR東日本のTRAIN SUITE 四季島!2017年に運行を開始した「周遊探訪」をテーマとしたクルーズトレインで、3泊4日コースと1泊2日コースが運行されています。
2020年12月に運行を開始する冬の2泊3日コースは…
1日目:上野→北上→遠野
2日目:青森→西目屋or五所川原→弘前
3日目:松島→上野
となっています。
このコースであれば、みちのく5大雪まつりのひとつに数えられる弘前城雪燈籠まつりがおススメ!
厳冬の夜、雪化粧した弘前城の天守閣と老松がライトアップされ、辺りには沢山のミニかまくらが並びます。ローソクが灯されたミニかまくらと、ライトアップされた天守閣はとても幻想的な雰囲気。「雪と光のファンタジー」と表現されるお祭りです。
2020年春に新しく誕生した、都心と伊豆を結ぶ特急列車サフィール踊り子が、63票を獲得して第2位にランクイン!東京/池袋・新宿と伊豆急下田間を結ぶ特急列車で、毎日5往復が定期運航されています。
サフィール踊り子の沿線でおススメのお祭りは、熱海海上花火大会!
花火と言えば夏のイメージが強いですが、熱海海上花火大会はなんと年間を通じて開催されている花火大会。季節を問わず花火を鑑賞できるのが嬉しいですね。
第1位は、87票を集めたWEST EXPRESS 銀河!
2020年9月に運行を開始したWEST EXPRESS 銀河は、「気軽に鉄道の旅を楽しめる列車」がコンセプト。気軽さは料金に反映されており、比較的安価に乗って楽しむことが出来る列車です。
WEST EXPRESS 銀河の沿線には、魅力あるお祭りが多数!中でも片江墨つけトンド祭は、参加するのが楽しいお祭り!
毎年1月に開催される片江墨つけトンド祭は、別名「墨付け祭」と呼ばれ、大根などに墨を含ませ、誰かれ構わず塗りつけるというお祭りです。墨を塗られた参加者は皆笑顔!寒さも忘れる和やかなお祭りです。
また、こちらの列車では、伝統芸能の演舞披露で乗客をもてなしてくれるのも魅力の一つ。過去には「備中高梁駅」停車時に備中神楽の披露が行われたこともあるとか。披露される演目や日時は都度変更となりますので、予約時にHPを確認してみて下さい。
惜しくもランクインは逃したものの、沿線のお祭りが魅力的な観光列車をご紹介します。
JR飯田線は愛知県豊橋~長野県飯田市を結ぶ路線。期間限定で「飯田線秘境駅号」が運行されています。
飯田線沿線は、「秘境駅」が多く、またお祭りも多いのが特徴です!
【東栄駅】奥三河の花祭り
【平岡駅】遠山の霜月祭り
西武鉄道が運行する52席の至福は、名前の通り「52席」限定で運行されている西武鉄道の観光列車。池袋→秩父間を結ぶ列車で、乗車中は著名シェフが監修する季節の料理が楽しめます。まさに「至福」の時間を過ごせる贅沢さ。終点の秩父駅では、季節毎に多様な祭りが開催されていますので、ぜひ足を運んで見て下さい。
【秩父駅】秩父夜祭
【秩父駅】秩父川瀬祭
\オマツリジャパン×鉄道コム共同企画/「あなたが今後乗車したい観光列車は?」をテーマに実施した、観光列車の人気投票の結果をお伝えしました。今後はこちらの結果をもとに、観光列車に乗って出かけたいお祭りや、沿線のお祭りを紹介して行きますのでご期待下さい!
お祭りには毎年開催されるものと隔年や数年に一度だけ限定的に開催されているものがあります。規模や頻度は様々ですが、毎年でないものは数年分のエネルギーが一気に放出されるなどあって、多くの人々を惹きつけています。2019年に開催されるものの中からいくつかピックアップしてご紹介します。
東京都千代田区の神田明神で行われる大祭(最も重要な祭り)で、江戸三大祭のひとつ、また、日本三大祭のひとつとしても数えられている大変有名なお祭りです。二年に一度、西暦で奇数の年に大祭りが行われることで知られており、江戸時代に最も栄えたと記録が残っています。
2019年は5月9日から15日まで行われる予定であり、各日程ごとに様々な祭事が執り行われます。とても厳かなお祭りではあるのですが、千利休を家祖とする表千家の家元のお点前を見ることができる献茶式など、普段は見ることができないような格式高い内容が満載となっているので、日本人として一度は参加してみたいですね。
港区にある愛宕神社で二年に一度行われるのがこの「出世の石段祭」。愛宕神社の「出世の石段」は急勾配であることで有名なのですが、その石段をお神輿が勢いよく駆け上がっていく様子はとても迫力があり勇壮です。
このお祭りの歴史は江戸時代にさかのぼり、時の将軍であった徳川家光からの無理難題に臆することなく立ち向かった曲垣平九郎という人物を讃えたことに由来すると言われています。
ビルに囲まれた港区の中でも堂々と緑が生い茂り、なんとも情緒豊かな場所で行われるお祭りです。ぜひ「出世の石段」を登ってみてくださいね。
「帯まつり」の名で知られる「島田大祭」。3年に一度の開催ですが、その第109回目が2019年の10月中旬に開催されます。大井川鎮護や、安産の神様として信仰されている大井神社ですが、なんと「島田大祭」には元禄8年(1695年)からの長い歴史があります。
もともとは島田市(当時の島田宿)に嫁いできた女性が晴れ着姿で大井神社に参拝し、街中にその姿を披露する為に歩きまわるという習わしから始まりました。東海道の宿場町として栄えた島田宿らしい華やかな装いです。
木太刀に飾られた色とりどりのを眺めているだけでも飽きませんね。現在では日本三奇祭の一つとして数えられている人気の高いお祭りですよ。
「住馬」と書いて「いこま」と読みます。2019年の10月5日から翌6日に開催される例大祭です。この祭りは「火祭り」とも呼ばれており、起源はなんと7世紀後半の天武天皇のころまで遡ると言われています。
かなりユニークな祭りであり、松明を数人で手渡しながら、全速力で石段を駆け下りるというもの。数十秒かそこらの出来事なので、一部のメディアでは「十秒間祭り」とも言われています。
この祭りの起源は色々な推測がされていますが、おそらくは火を神の象徴あるいは神から受け取った力として、それを地上に下ろし、人の手で護ると行った意味合いがあると言われています。
古くからの神社によくあるように、地元の自然物を御神体としています。この神社の場合は地元の「生駒山」を御神体としており、過去には雨乞いの儀式などもしていたようです。
正倉院に収められている歴史書などにも登場する由緒正しい神社なので、祭りの時期以外にも一度参拝してみてはいかがでしょうか。
ちなみに、長野の御柱祭は7年に1度、神宮式年遷宮は20年に1度、日光東照宮の式年祭は50年に1度とのこと。その年を迎えたらやはり足を運びたいですよね。