ちょうど梅雨の時期に見頃を迎える美しく凛と咲く紫陽花をみてジメッとした梅雨の季節に気持ちが癒やされる方も多いのではないでしょうか。
そんな梅雨の時期、紫陽花を見て楽しむだけでなく、この季節でしか味わえない紫陽花をモチーフにしたカワイイ「和菓子」があるのをご存知ですか。
今回は、紫陽花のカワイイ和菓子3つの実食レポと毎年6月中旬に東京都文京区の白山神社で開催される「文京あじさいまつり」をご紹介します。
梅雨を彩る紫陽花のカワイイ和菓子3選を実食レポ!
1品目:とらや 紫陽花
1品目はとらやの紫陽花です。外側は白と紫のそぼろで紫陽花を表現し、また透明感のある琥珀糖を散らしてあります。
紫陽花の美しさを練りきりで色鮮やかに表現していて、さらに琥珀糖を散らしているところがアクセントになり上品な仕上がりになっています。
中身は、白あんと小豆のこしあんです。全体の甘さのバランスが程よく、見た目の美しさだけでなく、味わい深い甘さも特徴的でした。一つ一つ丁寧に作られたこの和菓子は、見るだけでなく食べても楽しむことができます。
2品目:鈴懸 紫陽花
2品目は鈴懸の紫陽花です。青紫、赤紫の2種類を購入しました。透明の鮮やかな彩りの錦玉で紫陽花をイメージし、中身は求肥入りの白あんで包んでいます。
鈴懸さんの紫陽花は見た目がとてもキラキラして宝石のようで、実物の紫陽花に勝る輝きがあり食べるのが勿体ないほどです。
まずは赤紫の紫陽花から。ひと口食べると、色鮮やかな錦玉が口の中でプチプチ弾け、その後に白あんと求肥の上品な甘さが口の中に広がります。美しい見た目に加え、味も絶品でした。
続いて青紫の紫陽花です。こちらも赤紫と中身は同じです。甘さが程よいので2種類購入してもペロリと食べてしまいました。また6月限定商品なので2種類購入して、見た目も楽しみながら食べるのがオススメです。
3品目:豊島屋 あじさいだより
最後は、豊島屋の「あじさいだより」です。日本古来の金平糖に淡い色を添え、あじさいに見立てた和菓子です。鎌倉の初夏を象徴する紫陽花が古寺や谷戸に咲き始めると、しっとりとした街の佇まいが一段と色づき始めます。その風情を表現した「あじさいだより」は、鎌倉からのお便りとして、また鎌倉の花を訪ねての散策の思い出として楽しむことができます。
こちらの金平糖は、見た目の美しさだけでなく、口に入れた瞬間に広がる繊細な甘さが特徴です。一粒一粒が丁寧に作られており、その味わいはまさに紫陽花の美しさを表現したかのよう。梅雨の季節にぴったりのこの和菓子は、一度食べればその美味しさの虜になること間違いなしです。
また、パッケージも紫陽花をイメージしたデザインで、ギフトとしても喜ばれますね。
「ステキすぎる」とSNSで話題の紫陽花スイーツ
今回ご紹介した紫陽花のカワイイ和菓子3選以外にもSNSで話題になっているおすすめの和菓子があります。
創業1893年の京都の老舗和菓子店「鶴屋吉信」から、憂鬱な梅雨を彩る「紫陽花(あじさい)」をテーマにした和菓子が6月1日より期間限定で登場しています。
鶴屋吉信、梅雨をいろどる「紫陽花の和菓子」を発売。かわいい琥珀糖や羊羹など期間限定で登場https://t.co/g8ThrKUc1r @tsuruya1803 pic.twitter.com/zccY1oYReA
— PR TIMES (@PRTIMES_JP) June 2, 2023
続いては、数々のお菓子レシピが掲載されているcottaから簡単に作れる「紫陽花スイーツ」が紹介されてます。ジメッとした梅雨の季節に自宅で簡単にキラキラスイーツが作れるなんて素敵ですね♪
💠簡単に作れる💠
梅雨をきらきらスイーツで楽しもう🎶
和菓子が苦手の人はゼリーでアレンジしてね😉
▼レシピはこちら✨https://t.co/8pSThciqpt#コッタ #紫陽花 #和菓子 #梅雨 pic.twitter.com/Y5XAwTGCGI— コッタ (@cotta_corecle) June 6, 2018
約3,000株の紫陽花が咲き誇る梅雨の風物詩「文京あじさいまつり」
カワイイ紫陽花の和菓子を満喫した後は、約3,000株の紫陽花が咲き誇る梅雨の風物詩「文京あじさいまつり」へ訪れてみてはいかかでしょうか。
神社と隣接する白山公園周辺には約3,000株のあじさいが咲き誇り、曇りがちな梅雨を優しく彩ります。コロナ禍のため2020〜2022年は公開されなかったので、実に4年ぶりの公開でした。
約3,000株の紫陽花が咲き誇る「文京あじさいまつり」は、神社の境内から隣接する白山公園まで、一面に色とりどりの紫陽花が広がります。会場となる白山神社は、縁結びのご利益で知られるほか、歯痛止めのご利益があり、あじさいまつりでは「歯の健康祈願祭」も行われます。週末には地域の方たちが模擬店を出店し、紫陽花コンサートやバザー、歯科相談コーナーなどのイベントで会場を盛り上げます。紫陽花の美しさだけでなく、地元の方たちの絆で作り上げた「文京あじさいまつり」はお子様から大人まで幅広く楽しめるお祭りです。
※2023年6月10日(土)から18日(日)の開催は終了しました。
まとめ
梅雨の季節は、紫陽花の美しい花が咲き誇る季節。その美しさを和菓子で再現した「鈴懸の紫陽花」「とらやの紫陽花」「豊島屋のあじさいだより」は、見た目も美しく、味わいも絶品。梅雨のジメジメした気分も一気に吹き飛びます。
また、紫陽花を見に行くなら「文京あじさいまつり」がおすすめです。2023年6月10日(土)から18日(日)の開催は終了していますが、来年はぜひ足を運んでみてください。
梅雨の季節、紫陽花を楽しむ方法はたくさんありますので、是非この機会に紫陽花の美しさと和菓子の美味しさを体験してみてくださいね。