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北前船の面影を伝える曳船、輪踊りに宮獅子も!石川県小松市「安宅まつり」ならではの魅力とは?

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石川県小松市安宅(あたか)は、昔から北国街道の関所「安宅の関」や北前船の寄港地として、人、物、情報が集まってくる場所として賑わってきた。祭りもなかなか賑やかだ。

煌びやかな衣装を着た女性が踊る輪踊りや、町中に巨大な曳船が登場するなど盛大に行われる。安宅まつりの特色について触れながら、この町ならではの祭りの雰囲気をお伝えしたい。

安宅まつりとは?

石川県小松市の海沿いにあり「安宅の関」として日本史などに登場する安宅。ここで安宅住吉神社の祭礼として、毎年9月に3日間行われる町最大の祭りが安宅まつりだ。9月7・8・9日に近い日曜日(今年は10日)を本祭り、前日を宵祭り、翌日を後祭りとする。地域の信仰を集める安宅住吉神社を拠点として行われている。

1日目と2日目に神輿渡御、3日間にわたって ...

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