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聖徳太子の千四百回忌にも奉納される舞「迦陵頻」とは?仏のような美声の霊鳥が舞う

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みなさん、こんにちは。美しい舞が大好きなカメラマンの佐々木美佳です。
「女人舞楽 原笙会(はらしょうかい)」にお願いして4曲の舞楽を撮影し、その魅力を1曲ずつご紹介するこのシリーズ。第2回の今回は「迦陵頻(かりょうびん)」をお届けします。

「迦陵頻」は、聖徳太子の命日である4月22日に、大阪市の四天王寺で毎年行われる「聖霊会(しょうりょうえ)舞楽大法要」の上演曲の一つにもなっています。
今年の法要はちょうど聖徳太子の千四百回忌にあたり、昨年10月から始まった法会の最終日を飾る要注目の貴重な機会ですので、この記事が舞楽の観覧に足を運んでいただくきっかけになればと思います!

「迦陵頻」とは何か?

「迦陵頻伽(かりょうびんが)」の略称である「迦陵頻」とは、極楽浄土に棲むという想像上の霊鳥 ...

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