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今日は千葉県民の日!2022年は開催される?千葉の人気お祭り5選

2022/6/15
2022/6/15
今日は千葉県民の日!2022年は開催される?千葉の人気お祭り5選

6月15日は「千葉県民の日」です。
明治6年(1873年)のこの日、木更津県と印旛県が合併して千葉県が誕生。昭和59年に県民が500万人に達したことを記念して、同日が県民の日に定められました。毎年、千葉県内ではイベントの割引や施設の無料開放などが行われ、県民にとっては嬉しい日ですよね!

そんな千葉には、勇壮なお祭りやちょっと変わったお祭りなどがたくさんあります。この記事では、そのうち代表的なお祭りを5つ厳選。現地からのお祭りレポートなどへのリンクとともにご紹介しますのでぜひご覧ください!

※例年の内容を参考にご紹介しています。今年は規模や内容を縮小・変更、または中止の場合もあるため、詳しくは主催者からの情報をご確認ください。

関東三大山車祭り!屈指の人気を誇る「佐原の大祭」

小江戸の情緒が溢れる香取市の水郷佐原で行われる「佐原の大祭」。関東三大山車祭りの一つと称され、国の重要無形民俗文化財に指定、ユネスコ無形文化遺産にも登録された関東屈指の有名で人気のあるお祭りです。

祭りは年2回行われ、小野川をはさんだ東側(本宿地区)の八坂神社祇園祭である7月の夏祭りでは、10台の山車が巡行。小野川の西側(新宿地区)の諏訪神社の祭りである10月の秋祭りでは、14台の山車が曳き廻され、家々の軒先をかすめながら進むさまは江戸時代の情景を彷彿とさせます。

山車には関東彫りの立派な彫刻が施され、上部には高さ4mの大人形などが飾られ豪華絢爛。練り歩くだけでなく技の見せ場「のの字廻し」「そろばん曳き」といった曲曳きでも観客を魅了します。曳き廻し中に絶えず奏でられる日本三大囃子の一つ「佐原囃子」の、情緒的で哀切を醸し出す独特な調べも大きな魅力です。今年は7月15日(金)~17日(日)の3日間、夏祭りの開催が予定されています。

 

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町が一体となって盛り上がる「成田祇園祭」

成田山新勝寺のある成田市で、7月7・8・9日の直近の金土日に開かれる「成田祇園祭」。大日如来に五穀豊穣、万民豊楽、所願成就を祈願する、約300年前から続く伝統的な夏祭りです。

見事な彫刻や装飾が施された10基の山車・屋台と御輿1基が繰り出し、賑やかなお囃子やかけ声とともに成田山表参道を中心に巡行。例年約45万人の見物客が訪れ、街は3日間にわたりお祭りムード一色に包まれます。

2022年は規模が縮小されますが7月8日(金)~10日(日)に開催が決定!詳しくは成田市観光協会の案内ページでご確認ください。

神輿や山車が勢いよく宮入り!「安房国司祭」

「安房国司祭」は毎年敬老の日の前の土日に、館山市の鶴谷八幡宮で開かれる安房地方最大のお祭りで、千年以上の歴史があります。昔この神社が安房国の総社で、国司自らお祭りを催したことから「安房国司祭」の名がつけられ、通称「八幡(やわた)の祭り」が変化して「やわたんまち」とも呼ばれるようになりました。

祭りでは周辺10社の神輿が八幡宮に集結し、神輿を激しく揺らしたり高く掲げたりを繰り返す「神輿振」を披露。4基の山車と1基の御船は合同で巡行して勢いよく宮入りし、二日目の夕方にはJR館山駅前に整列して賑やかなお囃子の競演で祭りのフィナーレを飾ります。昨年は中止になってしまいましたので、今年こそ開催されることを祈りましょう。

 

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荒波に神輿が躍動!勇壮豪快な「大原はだか祭り」

いすみ市大原で毎年9月下旬に2日間行われる「大原はだか祭り」は、江戸時代から続く夏の一大風物詩です。

海辺に集結する十数基の神輿と上半身裸の数百人の担ぎ手たち。五穀豊穣と大漁を願って一斉に荒波へと走り込み、担ぐ神輿が海の中で躍動する「汐ふみ」は迫力満点です。

担ぎ手たちの勇壮な姿に感動する人は多く、毎年多くのファンや観衆が訪れます。新型コロナウイルスの影響で2020年、21年は中止になってしまいましたが、今年は3年ぶりの開催が期待されています。

子どもが小屋を燃やし大根を投げる!?「大根まつり」

芝山町山田地区で毎年12月14日に執り行われる奇祭が「大根まつり」です。
お祭りの1か月前から地区の子供たちが「カヤ」を集め、小屋を作り完成させます。そして当日になると、なんと子どもたちは小屋に火をつけ、宮司たちが大宮神社の正面から入ってくるのを大根を投げつけて阻止するという、非常にユニークで面白いお祭りです。

江戸時代から続くこのお祭りには無病息災、火災盗難除、五穀豊穣、子孫繁栄の願いが込められています。今年の詳細はまだ発表されていませんが、12月になって開催されるのが楽しみですね。

まとめ

今回は「千葉県民の日」にちなんで、千葉県のお祭りをご紹介しましたがいかがでしょうか。
夏から冬にかけては、千葉県の風土と相まって独特の発展を遂げた伝統的なお祭りが目白押しです。ぜひこの機会に千葉のお祭りを満喫してみてはいかがでしょうか。

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