こんにちは。食いしん坊ライターのカワグチです。各地からの花便りもにぎやかな季節となりましたが、読者諸兄姉におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。4月10日は駅弁の日。この記事では、駅弁の日にちなみ、JR線米沢駅の駅弁「牛肉どまんなか」と、「米沢上杉まつり」をご紹介します。
米沢の駅弁🍱 何を食べる?
山形新幹線や、奥羽本線、米坂線が乗り入れる米沢駅。駅構内では、松川弁当店さん、新杵屋さんの2店舗が駅弁を販売。両店とも牛肉を使用したお弁当を中心に数多くの商品が揃えられています。どれも美味しそうで迷っていましますね。今回はその中から新杵屋さんの「牛肉どまんなか」を購入しました。
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「牛肉どまんなか」を実食レポ
山形県産のブランド米「どまんなか」を炊き上げた牛丼風のお弁当。山形新幹線開業にあわせて開発されました。
メインのお肉は、特製のタレで味付けされた牛肉そぼろ煮と牛肉煮。2種類の異なる食感を楽しめます。何れも国産牛肉を使用とのこと(米沢牛の明記はない)。それでは、いただきます。
醤油ベースのタレで味付けされた牛肉煮。お口の中で、じんわりと甘みのある脂が溶け出して、深みのある旨みが広がっていきます。
甘じょっぱいタレが染みこんだ牛肉そぼろ煮。ふっくらと炊き上げたご飯の相性は抜群。
おかずは、人参煮、にしん昆布巻き、蒲鉾、玉子焼きなど……。丁寧に並べられています。
にしんの昆布巻き。コリッとした食感とともに、昆布の旨みと濃厚な煮汁が広がります。
柔らかい人参煮。甘い味付けかと思いましたが、塩味と出汁が利います。
出汁の風味が豊かな、里芋煮。
駅弁の王者?ともいえる蒲鉾。シコシコとした食感がお弁当のアクセントとなっています。
甘みを抑えた玉子焼き。人参煮同様に、甘いだし巻き玉子かと思いましたが、こちらも塩味を利かせた味付けとなっています。
桜漬け大根。お口の中が、脂っぽくなったときのリセットに……。ごちそうさまでした。
今年のGWは「米沢上杉まつり」に行こう!
米沢上杉まつりは、上杉神社、松岬神社の春の例大祭。毎年、4月末から5月上旬に開催されます。期間中、大きなイベントがいろいろありますが、特に最終日に行われる川中島合戦は見どころ満載です。上杉武田両軍総勢700名ほどの激突や火縄銃の銃声と人々の歓声は、大きなどよめきとなって周囲に響き渡る大迫力!今年のゴールデンウィークは、戦国時代にタイムスリップしたかのような「米沢上杉まつり」に足を運んでみませんか。
米沢上杉まつり
●開催日時:2022年4月29日(金)〜5月3日(火)
●場 所:伝国の杜前広場、米沢市内、松川河川敷など
●駐 車 場:無し(付近の臨時無料駐車場や有料駐車場をご利用ください)
●最寄り駅:JR山形新幹線米沢駅から車で10分(松が岬公園)、JR山形新幹線米沢駅から徒歩10分(松川河川敷)
●公式サイト:http://uesugi.yonezawa-matsuri.jp
まとめ
この記事では、JR線米沢駅の駅弁「牛肉どまんなか」と、「米沢上杉まつり」をご紹介しました。新緑が映える春の米沢。読者の皆さま、ゴールデンウィークは美味しい駅弁と歴史を感じるお祭りはいかがでしょうか。