マツログ

【草加札場河岸公園の桜】芭蕉が奥の細道に旅立った日光街道を彩る早春の花

作成日
更新日

松尾芭蕉が『奥の細道』の旅で最初に訪れた日光街道沿いの草加宿

日本文学のスタイルとして定着している俳句は、季節を現す季語を入れ十七音の言葉で自然の美しさなどを表現します。江戸時代に数え切れない名句を残した松尾芭蕉も桜を季語とする俳句を数多く残しています。芭蕉の代表作『奥の細道』を知らない人はいないでしょう。江戸を旅立ち東北地方を巡り次々に名句を詠みました。1689年3月27日に千住を出発した芭蕉は日光街道を北上し、最初に訪れたのは草加宿です。早春の時期にあたり、宿場町を彩る満開の桜を楽しんだことでしょう。綾瀬川と伝右川に挟まれるエリアは現在、札場河岸公園として整備され、例年3月下旬から4月上旬にかけて桜の花が彩ります。2017年は3月30日(木)前後が見頃となりましたが、2021年 ...

続きを読む