夏になると各地で開催される盆踊り。その中に徹夜踊りという踊りがあるのをご存知ですか?
これは江戸時代から続いていて、人々が一晩中踊り明かすというものです。夜通しですから、賑やかな音が町中に溢れることになります。
ここで、ふと真夜中に外で踊りまくっていて良いのだろうか?という疑問が湧いてきますね。というのも、近年都市部のクラブが風俗営業法の下に取り締まられている、というニュースをよく耳にするからです。
夜を踊り明かすという点では、徹夜の盆踊り、クラブの両者に大差はないように思えますが、実は同じ徹夜踊りでも、盆踊りは風営法の対象外でクラブは対象である、という線引きがあります。
この記事ではクラブを管轄する風営法や、二つの踊り文化について考えてみたいと思います。