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親から子へ、子から孫へ。小さな町で受け継がれる御陣乗太鼓。継承に関わる人々の思いとは。

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受け継ぐことができるのは名舟地区の男だけ。各世代が考える御陣乗太鼓の継承

能登半島に伝わる御陣乗太鼓。この伝統芸能を継承できるのは、輪島市名舟町に住む世帯数約70戸、人口約250人の中の、さらに男性のみに限られています。同じ輪島市内であろうと、他の地域に住む人は、叩くことが出来ません。小さな地域の人たちだけで、400年もの間、絶やすことなく受け継がれてきました。
加えて、御陣乗太鼓の公演はお正月以外、毎日のように行われています。日々の営みの一部となっている御陣乗太鼓を、関わる人たちは、どのような意識で受け継いできたのでしょうか。
保存会に参加する様々な方に、御陣乗太鼓との関わりや継承への思いについて聞きました。

北岡周治さん(御陣乗太鼓保存会 事務局長)

厳しくも温かい目で後進たち ...

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