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‟御朱印”で地域に目を向けるきっかけ作り。小さな神社の取り組みをご紹介

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宮司はおろか、神職も常駐しない。そんな小さな神社に参拝したことはあるだろうか?

都市部ではイメージしにくいかもしれないが、地方では祭事以外は1年の大半が無人である神社が少なくない。宮司はいくつかの神社を兼務している場合がほとんどだ。

今回は長野県の大北地域において、15の小さな神社を兼務する宮司が、その全ての神社において「御朱印」を制作した取り組みを紹介する。

代々神職の家系に生まれ、祖父、そして父から受け継いだ膨大な全国の御朱印を元に、自らがデザインを手掛け、さらには御朱印の授与所を自宅敷地内に建てた…という、宮司の取り組みを取材し、御朱印制作に込めた地域振興への想いを語っていただいた。

1.地方ならでは?複数の神社の宮司を兼務。

宮司を務める15の神社の内の1つ、中綱水神社。

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