寺社を参拝した証である御朱印。季節限定の御朱印をいただくと、後から見返したときに参拝時の行事や情景や天気などもよみがえってきて、感慨もまたひとしおです。
季節限定の御朱印には、その季節を端的に表すモチーフがよく描かれますが、中でも「花」はとても人気があります。
「百日紅」は「さるすべり」と読み、夏を代表する花の一つ。鮮やかなピンクの花が華やかで、夏限定の御朱印のモチーフにも選ばれています。
百日紅は、色鮮やかなフリルのような小花が枝先に集まって咲く落葉樹で、形が整いやすく手入れも楽にできるため、庭木だけでなく街路樹としても人気があります。
百日紅の名のとおり開花期は7月~10月までと長く、さるすべりという和名は、猿でもすべって木から落ちるほど樹皮がなめ ...