埼玉県北部の街、行田市。県名発祥の地とされる〝埼玉(さきたま)〟地区があり、その名を冠したさきたま古墳群は全国屈指の大型古墳群、また国宝に指定された金錯銘鉄剣が出土した地としてよく知られています。室町時代なると忍城が築かれ、成田氏の本拠地として発展。戦国時代を向かえ豊臣秀吉による小田原征伐が行われた際には、石田三成による水攻めの逸話が名勝負として語り継がれています。さらに江戸時代に入ると忍藩の城下町、日光脇往還の宿場町〝忍宿〟としても賑わいました。
そんな行田で毎年12月6日に行われるお祭りがあります。「行田酉の市」です!
行田酉の市の舞台となる愛宕神社へとやってきましたので、ここからはお祭りの様子をご紹介していきます!
行田酉の市は、秩 ...