東北の夏祭りと言えば、青森市ねぶた祭り、弘前市ねぷた、そして五所川原市の立佞武多(たちねぶた)を思い浮かべる方も多いかと思います。しかし、同じ青森県の八戸市にこれまたド迫力の絢爛豪華なお祭りがあるのです。それが「八戸 三社大祭(さんしゃたいさい)」。
青森市に4年ほど住み、青森県にはちょっと詳しい私。8月頭の東北夏祭りシーズンに開催され、ぜひ祭り巡りルートに加えていただきたい、いや、このお祭りを目的に東北を回っていただきたいとも言える、モリモリの八戸三社祭りの魅力をお伝えします!
(2019年公開の記事を元に2023年7月28日編集部更新)
目次
1.知ってますか?青森、もう一つのド派手祭り!全国八戸三社大祭の概要
青森県は、大きくいって、青森・弘前を中心とする津軽地方と、八戸を中心とする南部地方に分かれます。ねぶた・ねぷたがあるのは主に津軽地方。
そして東側、南部地方の雄が、この「八戸三社大祭」。会期は毎年7月31日から8月4日。無形文化遺産であり、ユネスコ無形文化遺産全国に登録された33の「山・鉾・屋台祭り」のひとつ。雅やかな祇園祭、激しいだんじり祭りなど、個性豊かな祭りが揃う中、三社大祭は巨大かつド派手な山車で異彩を放っています。その迫力、もうこれは「北の雄」!その魅力、詳しくは後ほどお伝えいたします。
さて、「三社」は、「サンジャ」ではなく、「サンシャ」と発音するのでご注意。八戸市内の法霊山龗(おがみ)神社(法霊神社)・長者山新羅神社・神明宮のこと。有名な人形山車も神社の氏子であり、三社の神輿行列とともに市内を巡行します。
2.300年前からあった?八戸三社大祭の歴史
三社大祭の起源は、江戸時代の1721年に遡ります。凶作に悩む八戸の有力者たちが、八戸藩総鎮守である法霊社(現在の龗神社)に対し、天候の回復と豊作を祈願。無事に秋の収穫を迎えることができました。その御礼として、神輿を長者山虚空蔵堂(現在の新羅神社)に渡らせたのが三社大祭の始まりと言われています。
当時は藩による運営で、法霊社の神輿行列が市内を練り歩き長者山に到着後、3日目に法霊社に帰還するという祭りでした。
八戸三社祭の山車人形
太公望・武田信玄 pic.twitter.com/mf0tHAhl31— 稲羽白菟@『仮名手本殺人事件』絶賛発売(原書房 ミステリーリーグ) (@sosuke_wadatumi) December 10, 2017
歴史の重みを感じさせる、江戸時代の屋台山車「太公望」。普段はおがみ神社にて通年展示。
やがて、八戸藩の有力な商人が買い入れた人形を載せて担いだ「屋台」や「虎舞」など、町民で編成した行列が参加するようになり、まちの安泰や豊作を祈願する大規模祭礼として発展していきます。
明治に入り、1884年には新羅神社が、その5年後には神明宮の行列が参加。ここで「三社大祭」としての形が出来上がります。このころ、江戸時代からの伝統的な山車は衰退し、様々な飾りをつけた風流山車と呼ばれる山車が流行。山車も町内ごとで毎年新しく作りかえる形へと変化。山車の構造も、明治時代には、台車、岩や波などの飾り、人形の三層構造の山車となっていたようです。
今も続く八戸のお祭り『三社大祭』😃
300年近い歴史と伝統を誇り、国の重要無形民俗文化財&ユネスコ無形文化遺産に指定されています😄
今年も楽しみですね~🎶 #青森 #八戸 #八戸市 #hachinohe #本八戸 #本八戸駅 #内丸 #骨董 #アンティーク #野のや #野のやコレクション #三社大祭 pic.twitter.com/a9QFPqkgDI— 野のやコレクション (@nonoya8787) May 29, 2019
さて、現在の山車で度肝を抜くのが、スモークが噴き出る、人形がせり上がる、左右に大きく広がるなどの大掛かりな仕掛け。そうなった切掛けは、実は「市内を巡る」という事情によります。というのも昭和33年、電線切断事故防止のため高さ4メートル以内厳守の要望が出されたのです。そこで山車は横方向へ大きくなり始めます。そして昭和50年台、道路幅一杯にまで達すると、今度はまた高さを求め始めます。しかし電線がある。そこで、電線の下を通過するときは小さく、障害物のない場所では大きく展開する、せり上がりの仕掛けが登場したのです。
現在の八戸三社大祭は、参加する山車の数は27。行列の運行経路や参加する民俗芸能など伝統を保ちつつも、祭りをより華やかで迫力のあるものにしています。
2004年に、「八戸三社大祭の山車行事」として重要無形民俗文化財に指定。2016年には八戸三社大祭を含む全国33の「山・鉾・屋台行事」がユネスコ無形文化遺産登録。現在では5日間で140万人を超える観光客が集まる、東北巨大夏祭りの一つとなっています。
3.会期は5日間!スケジュール完全網羅で三社大祭をフルに楽しめ!
八戸三社大祭は毎年曜日に関係なく以下の日程で開催されます。
【前夜祭】7月31日18:00~21:00
【御通り(神幸祭)】8月1日15:00~
【中 日】8月2日18:00~
【御還り(還幸祭)】8月3日15:00~
【後夜祭】8月4日18:00~20:00
それぞれの日程で、祭りの内容・ルートが異なるのでご注意ください。
(時間は微調整の可能性があるので、公式ウェブサイト最新情報をご参照ください)
それぞれの日程における内容をご紹介します。
【前夜祭・後夜祭】八戸市中心街道路・八戸市庁前広場
山車の運航はありませんが、八戸市中心街にライトアップされた27台の山車が一斉に展示されます。各組のお囃子が繰り広げられるなか、ゆっくり歩きながら祭りの雰囲気を味わうことができます。山車が運行しないため、有料観覧席の設定はありません。
暗くなるころには山車なライトアップされ、前夜祭は最高潮の盛り上がりを見せます。「日本夜景遺産」にも登録されている、熱く幻想的な光景です。
八戸三社大祭・前夜祭は熱い盛り上がり。すばらしい山車を今年も見せてくださった27組全ての山車組の皆さん、本当にありがとうございます。明日1日は15時から神社行列と山車の合同運行『お通り』。明日も厳しい暑さになりそうですので皆さんどうかお気をつけて。 #八戸三社大祭 pic.twitter.com/LxvS1NpJd2
— 25周年のBeFM(八戸市のラジオ局) (@BeFM_hachinohe) July 31, 2018
【御通り・御還り】八戸市中心街道路
豊作祈願と報恩を起源とする祭りのかつての姿を今に伝える、古式ゆかしい神社行列と豪華絢爛な山車が織り成す時代絵巻。
八戸市中心街を27台の山車が運行し、山車の仕掛けが動く様子や神社行列を沿道から鑑賞できます。また、厳かな三神社の行列や、神社行列に参加する虎舞・神楽など多彩な郷土芸能の数々も見ものです。
山車が大きく広がることを「展開」と言いますが、その展開する様子を観覧するには、有料観覧席もしくは表通りがオススメ。裏通りでは、道路幅が狭く、山車が展開可能なスペースが限られますのでご注意ください。
八戸三社大祭・お通り。陽光を浴びながら運行する山車は、鮮やかな色彩が際立っています。夜はどの祭りも綺麗に見えますが、昼の華麗さは、三社大祭の山車が随一ではないでしょうか?
あいにくの強風のため、残念ながら展開できなかった山車もありましたが、お通りの山車の一部をご紹介。 pic.twitter.com/6oFiFn5Kis— VISITはちのへ (@hachinohe_kanko) August 1, 2018
【中日】八戸市中心街道路
中日の山車運航は夕方から。ライトアップされた山車が中心街を運行します。昼とはまた違った煌びやか山車と、ライトを浴びながら動く仕掛けが、観る人の目を奪います。沿道から鑑賞できますが、混み合いますので有料観覧席の購入がおすすめです。なお、中日は山車のみの運行で、神輿や伝統芸能などの神社行列はありません。
中日の午後には、長者山新羅神社「加賀美流騎馬打毬」(かがみりゅうきばだきゅう)が行われます。これは、騎馬武者が馬上から毬杖を使って毬を拾い、ゴールの毬門に投げ入れる競技。馬体をぶつけ合って毬を奪い合う様には迫力満点。
さらに15:30ごろには、八戸市庁前広場で山車の審査発表も開催。優秀作品とそれぞれの見どころをチェックして、夕方の山車運行に備えましょう!
八戸三社大祭・中日の夜間運行に赴く受賞山車たち。栄光の最優秀賞は、昨年に続いて十一日町龍組!今年も素晴らしい山車を存分に堪能させていただきました!
三社大祭は昼も見栄えするお祭りですが、夜もやっぱり素晴らしい!ということで、結局いつ見ても最高!という結論。https://t.co/18ZnTO3Xsa pic.twitter.com/NttLxCGK71— VISITはちのへ (@hachinohe_kanko) August 3, 2018
八戸三社大祭は、前夜祭から後夜祭まで、お祭りが見られる場所が異なるので、時間とルートの確認が必須。さらに山車位置情報&多言語山車情報サービス&アプリ「八戸三社大祭ガイド」が入手可能。当日はぜひ利用して、最高の場所でお祭りを楽しんでください。
4.祭り本来の意味を体験したいなら2日目と4日目がオススメ!荘厳な神社行列
山車がフィーチャーされる三社大祭ですが、それはあくまで「附祭(つけまつり)」。三社大祭の本質は、神社神事であり、祇園祭の流れを汲む「初秋の昼の神社行列」です。同じ青森県のねぶたなどのように民間風習の発展した祭事とは違うといいます。
この神社行列は2日目御通りと4日目御還りの昼運行に披露されます。それはまさに息をのむような美しい歴史絵巻。まずはその荘厳な神社行列を見てみましょう。
これだけのものを一気に見られるのは、かなりお得!
さらに少し知識があるとますます見物も楽しいもの。神社行列を彩る代表的な伝統芸能を紹介します。
【法霊神楽(ほうりょうかぐら)】
山伏による神楽の一つで、龗神社にて伝承されてきた法霊神楽。数人の舞手が獅子頭を一糸乱れずに打ち鳴らす「一斉歯打ち」に心が清められます。
【虎舞(とらまい)】
滑稽な動きで沿道の人々を和ませている「虎舞」。虎が一斉に地面を転がったり、肩車によって立ち上がるアクロバティックな演技に注目。頭を噛まれると、無病息災のご利益がありますよ。
【駒踊(こまおどり)】
馬産地である三八上北・岩手県北地域に分布する芸能。明治時代から八戸三社大祭に参加していたと言われていますが、その後参加が途絶え、平成になって復活し現代に至ります。
【手古舞(てこまい)】
八戸三社大祭のお通りの出番を待つ「手古舞」のお二人。伝統ある衣装とスマートフォンの新旧の組み合わせに心がひかれました。撮影にご快諾いただき、ありがとうございます。#八戸三社大祭 #お通り pic.twitter.com/DF4AynXttM
— 八戸市 (@HachinoheCity) August 1, 2018
手古舞とは、祭礼において山車を警護した鳶職のこと。現在一般には、この手古舞に似た衣装を着て練り歩く女性たちのことを指します。三社大祭でも、2人の美しい少女が、杖を鳴らしながら山車行列の先頭を歩きます。
【華屋台(はなやたい)】
明治時代に鮫や小中野の芸者が三社大祭へ歌や踊りを奉納したという心を受け入れ、法霊神社行列に参加した事が始まりという華屋台。多くの市民の協賛で25年ぶりに八戸三社大祭華屋台として復活だそう。 pic.twitter.com/JZeH8Jjw8j
— まーしゃ (@transmasia) August 1, 2018
花街として栄えた小中野地区・鮫地区の芸妓が乗る屋台として、明治時代から行列に参加。その後、戦争の影響や芸妓の減少により途絶えましたが、平成に入ると、市内の舞踊の師匠などの手により復活。山車行列の最後尾を飾り、八戸小唄などの踊りが披露されます。
このように、時代の移り変わりの影響を植えながらも、脈々と受け継がれてきた神事と伝統芸能。日中に行われる御通り、御還りでは、これらの美しい世界をじっくりご覧ください。
5.吹き出すスモーク!貼り出す仕掛け!山車を3倍楽しめる基礎知識
神社行列のラストを飾るのが、27台もの迫力ある山車。最大で幅8m、奥行き11m、高さ10mにもなる山車には、数々の仕掛けが施されており、道幅に合わせて横に広がったり、主役の人形が上下に動いたりするたびに、沿道は観客の歓声に包まれます。
八戸には地元の町内をベースとした「山車組」と呼ばれる有志の27組のグループがそれぞれの山車を作ります。八戸三社大祭を支えるのは、「山車組」を構成する、地元山車制作者の皆さん。山車組は町内をベースとしたグループで、プロの制作者はいません。そのため、制作はそれぞれの本業が終わった後になります。
例年5月の連休明け頃始まる山車制作。本番一ヶ月前頃になると作業も深夜に及び、前夜祭が始まるギリギリまで調整が続けられます。
絢爛豪華な山車は、歌舞伎や民話などテーマがありますが、4つの基本形を覚えておくと、少しマニアックな目線で楽しむことができます。
【岩山車】黒い岩場に松や紅葉などが飾られ、滝などが描かれたもの。
新荒町山車組 伝統の岩山車 #八戸三社大祭 pic.twitter.com/esBMTfDRaU
— いかス太郎 (@osakana007) August 1, 2019
【波山車】海を舞台とし、船などを中心に波が取り巻く構図。
【建物山車】大きな門や城の一部を中心としたもの。
【高欄山車】赤い欄干で四方を囲んだもので、後部をさらに一段高くし、脇には軒花が飾られます。
苦労して作り上げる山車ですが、八戸三社大祭が終わると周辺町村の山車祭りに貸し出されるなどして、その後解体。翌年はまた新しいものを作るため、二度と同じものを見ることができません。
6.八戸市民、魂の祭り!地元民にとっての八戸三社大祭
八戸市民にとって、三社大祭は、夏を彩りコミュニティを形成するかけがえのない行事。
「小、中学生の頃はお祭りに参加して街を練り歩いていた」という、東京都在住八戸出身の友人Mさんに話を伺いました。
「7月に入ると各町内でお囃子の練習が始まり、その音が聞こえてくるといても立ってもいられなくなり、お囃子に参加するわけでもないのに見学に行っていました。また、仕事終わりの大人たちが夜遅くまで山車作りに参加する様子を父について行って見学していました。」とのこと。八戸の子どもたちが、目をキラキラさせて大人たちの練習や作業を見る様子が目に浮かびます。
子どもたちの役割は、山車を引く「引き子」。それもまた、子どもたちの地域愛を育てる大切な機会。Mさんは「各町内の子供たちが「ヤーレヤーレ」のかけ声とともに引き子として参加するのですが、そのかけ声をどの町内にも負けないくらい大声を出すぞーと友達と頑張っていました!」と振り返ります。
東京でママとなったMさん。今でも夏になると三社大祭に合わせて規制するそうです。「長女5歳、次女1歳の頃から家族で参加するようになりました!5歳で見事3時間完走(歩?)。沿道の観客たちに見られながら誇らしげに歩いていました!子供たちも三社大祭大好きです!
そういえば、私が子供の頃に町内を取り仕切ってくれていた方の娘さんが今は仕切り役をしてくれていて、受け継がれているんだな~としみじみ。」
三社大祭は、八戸市民のソウルを育み、新たな世代へと繋ぐ、何事にも代えられない存在なのです。
7.鉄道で!飛行機で!車で!八戸三社大祭への行き方
八戸三社大祭が行われるのは、JR「本八戸」駅周辺。新幹線「八戸駅」ではないのでご注意。
<鉄道によるアクセス>
関東方面や北海道からは新幹線が便利。新幹線八戸駅から本八戸駅へはJR八戸線にて10分ほどです。
<飛行機によるアクセス>
空の便は三沢空港が最寄り。
○東京(羽田空港)⇔三沢空港:約1時間25分
○札幌(丘珠空港)⇔三沢空港:約1時間
○大阪(伊丹空港)⇔三沢空港:約1時間35分
三沢空港からは、「三沢空港連結バス」で「本八戸駅」まで約50分。詳細は三沢空港ターミナル株式会社HPなどでご確認ください。
東京、札幌、大阪以外の場合は、これらの空港で乗り換えるか、青森または盛岡空港から陸路になります。遠回りになりますが、ちょうど東北夏祭りの時期。ほかのお祭りとはしごしつつ八戸へ向かうことも可能です。
<自動車によるアクセス>
八戸インターチェンジから本八戸駅周辺へは約15分。
開催期間中は一部市営駐車場が利用できなくなるほか、交通規制も行われます。宿泊所の駐車場に止めることをお勧めしますが、臨時駐車場も設置されます。最新情報をチェックすることをお勧めします。
8.祭りからのぉ八戸グルメ!もうアップするしかないでしょう!インスタ大紹介
誤解を恐れずに言えば、八戸三社大祭を表すために筆者が選ぶ言葉は「盛り盛り!」。ド派手な演出の山車、伝統芸能てんこ盛りの神社行列、さらに八戸グルメと言えば、SNS映えしないわけがありません。
見て、この夜空に浮かぶ煌びやかな山車の数々!
さらに海の街、八戸は美味しいものの宝庫!
まるで鮮魚のテーマパーク!市場「八食センター」は必ず行ってね!
そしてこのビジュアル、たまらんでしょう!お祭りを堪能したら、八戸屋台村 「みろく横丁」へGo!
お土産用セットも売っている、定番のせんべい汁。
汁物に煎餅?不思議でしょう~。これはせんべい汁用の特別なお煎餅で、ドロドロにはならないんです。お麩に近いですが、野菜やお肉のエキスがしっかりしみこみながらも、歯ごたえも残る、絶妙の硬さなのです。
9.おまけ:最後まで読んでくださった皆様へ♡
最後まで読んでくださった皆様、ありがとうございます。ここでご褒美に、Mさんに伺った「地元の人にしかわからない、三社大祭の楽しみ方」をご紹介!
「お通りかおかえりの日に訪れるならば、まずはお祭り広場で地元のお店が出している屋台で八戸フードランチ!そのあと山車が広がる大通りに場所取りをしてゆっくり観覧。
中日の夜の運行を見るならば、地元の居酒屋で八戸を食べ尽くしたあとほろ酔いでライトアップされた山車に心酔♡
あのお囃子を聞けばいつでもどこでも八戸人に戻れる!郷愁と興奮が入り交じっていても立ってもいられません!」と。
さあ、もうこれは行くしかありませんね!この夏は、八戸っ子の魂を繋ぐ三社大祭にぜひ足を運んでみませんか?