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短い花盛りをお見逃しなく!関東の花菖蒲&あやめスポット10選と2023年のおまつり情報!

2023/6/1
2023/6/1
短い花盛りをお見逃しなく!関東の花菖蒲&あやめスポット10選と2023年のおまつり情報!

梅雨から初夏にかけて見頃を迎える「花菖蒲」と「あやめ」。今年は、すでに満開の場所もあれば、まだ咲き始めの場所もあり、地域や天候によってまちまちですが、いよいよ関東でも今週末から開花が進みそうです。
花菖蒲やあやめは見頃がとても短い花。例年見頃と合わせて開催される「花菖蒲まつり」ですが、場所によっては観賞は短期決戦となりそうです。

ところで、漢字で書くとどちらも「菖蒲」となる「しょうぶ」と「あやめ」の違いをご存じでしょうか。共にアヤメ科で見た目はそっくりですが、「しょうぶ」は水辺に生息し、花びらの付け根に黄色いひし形が。一方「あやめ」は陸地に生息し、花びらの付け根に網目模様があるので昔は綾目や文目と書かれていたのだそうです。

今回は、そんな花菖蒲とあやめの関東の名所を10か所厳選。過去の現地の様子も見ていただきながら、2023年の「花菖蒲まつり」の開催情報も合わせてお伝えします。

①堀切菖蒲園(東京都葛飾区)

江戸時代、堀切の花菖蒲は「江戸百景」に数えられ、安藤広重や歌川豊国など多くの絵師の錦絵の題材になっています。湿潤な土壌を活かし、戦前の堀切にはいくつもの菖蒲園がありましたが、「堀切菖蒲園」は都立の菖蒲園として1959年に開園しました。

例年5月下旬から6月中旬には、園内に花菖蒲の花が咲き乱れ「葛飾菖蒲まつり」が行われます。今年は5月29日(月)〜6月18日(日)まで開催中!期間中は野だてによる湯茶の接待、パレードや舞台イベント、ライトアップなどが行われます。イベントの詳細について葛飾区公式サイトの案内ページからご確認ください。5月31日の時点で五分咲きとのこと。見頃はまだのようですが、開花情報をチェックして見頃を逃さないようにしましょう。

②小岩菖蒲園(東京都江戸川区)

東京都江戸川区にある小岩菖蒲園。ここには100種類5万本もの花菖蒲が植えられていて、毎年6月になると色とりどりの花で満ちあふれます。また、園内では同時期に紫陽花もきれいな花を咲かせ、こちらも見どころの一つです。

例年6月上旬から下旬まで「小岩菖蒲園まつり」が開催されます。今年、6月3日(土)~6月18日(日)まで4年ぶりに開催します。江戸川河川敷に広がるハナショウブは絶景!出店もあるのでお祭り気分を一層盛り上げてくれそうです。ぜひ足をのばしてみてはいかがでしょうか。詳しくは江戸川区役所ホームページにてご確認ください。 公式ではありませんが、6月1日投稿のSNSでは、咲き始めが報告されていました。


③北山公園(東京都東村山市)

スタジオジブリの映画「となりのトトロ」の舞台として有名な狭山丘陵がある東村山市。北山公園はその狭山丘陵の麓にあり、1982年には新東京百景に選ばれたほど自然豊かな公園です。園内に設けられた菖蒲苑には約600種類、10万本の花菖蒲が植えられ、毎年6月上旬から中旬にかけて彩り豊かに咲き誇ります。

開花期に合わせて例年「東村山菖蒲まつり」が行われ、今年も6月3日(土)~6月18日(日)に開催されます。イベント詳細については、東村山市商工会特設サイトをご確認ください。5月31日時点ですでに4分咲きとのこと。早めに行かれることをおすすめします。


④上尾丸山公園(埼玉県上尾市)

埼玉県上尾市の南西部にある上尾丸山公園。園内には花菖蒲田が設けられ、例年6月上旬から中旬には50種類前後、約1万株の花菖蒲が咲き乱れます。また、花菖蒲田の東面、西面にはアジサイが同時に花を咲かせ、異なる姿や色彩で初夏の訪れを感じさせてくれます。

今年は6月1日(木)~6月11日(木)まで「あげお花しょうぶ祭り」が開催中です。期間中の土日は、観光協会の推奨品販売店の模擬店や、手作りまんじゅうの販売等が行われます。イベントの詳細については、上尾市観光協会ホームページにてご確認ください。お祭りのタイミングで花菖蒲も咲き始めているようです。


⑤つつじが岡第二公園(群馬県館林市)

群馬県館林市にある館林城の跡地が整備され設けられたのが「つつじが岡第二公園」です。約4万株の花菖蒲が植えられ、水辺に咲く花を間近で鑑賞できるよう、木道を整備。敷地の南東端には東屋があり、座ってゆっくり花菖蒲を眺めることができます。

例年、6月上旬から下旬にかけ行われる「たてばやし花菖蒲まつり」は、今年は6月3日(土)〜6月18日(日)に開催!期間中は筝曲による演奏やオープンカフェなどのイベントが行われます。詳細については館林観光協会ホームページなどでご確認ください。

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