\とらやの店舗限定・春の和菓子がアツい!/
和菓子ファンでは知らない人はいない名店「とらや」。桃の節句の季節に合わせて、意匠を凝らした素敵な春の和菓子が登場していることをご存じですか? こちらの生地では、春に向けてぜひ食べたい!とらやの生菓子3選を実食レポートいたします◎
目次
全国10店舗のみで販売。激レア「仙寿」
はじめにご紹介するのは、桃の節句にあわせて期間限定で2023年2月16日〜3月3日の間、わずか10店舗で発売される激レア和菓子「仙寿」(税込540円)。レアではありますが、明治40年からある伝統的なお菓子で、中国に伝わる不老長寿の桃をイメージした意匠です。中は白あん、ピンクの部分は、羊羹製とよばれる蒸した薄い生地で、品のいい甘さが高級感のある一品。
中は白あんでたっぷり。しっとりなめらかな餡の食感がおいしかったです。ピンクと緑の桃の部分は蒸してあるので餡とは違う食感が繊細でした。
購入できるのは、赤坂店、東京ミッドタウン店、帝国ホテル店、日本橋店、新宿伊勢丹、玉川髙島屋S・C、アトレ目黒1、横浜そごう、TORAYA TOKYO、御殿場店の10店舗のみ。筆者は前日に電話予約して日本橋店で購入しましたが、お店に伺うとその日の店頭販売分は売り切れになっていました。確実にゲットしたい方は予約がオススメです。
ひなまつりらしいモチーフが楽しい「蛤形」
続いてご紹介するのは、お菓子にしてはちょっと意外!?な形ですが確かにひな祭りには欠かせない「ハマグリ」をモチーフにしたおまんじゅう「蛤形」(税込540円)。山芋の一種である「つくね芋」を練りこんだ生地を蒸しあげて作られていて、ふわっともちっとした食感が特徴。
きめの細かい生地の食感と、たっぷりの白あんがおいしい!クラシックな「お饅頭」も、とらやの手にかかれば、食べる人が嬉しくなるような面白い、そしてきっちりおいしい大満足のお菓子になるんですね。
こちらも販売期間は2023年2月16日〜3月3日、取り扱い店舗は、赤坂店、東京ミッドタウン店、帝国ホテル店、日本橋店、新宿伊勢丹、玉川髙島屋S・C、アトレ目黒1、横浜そごう、TORAYA TOKYO、京都一条店、京都四條南座店、京都髙島屋、大丸京都店の13店舗のみ。「仙寿」と違って、京都での販売もあるので、関西の人も要チェックです。
伊豆の桜をイメージした華やかな「下田の春」
最後にご紹介するのは、繊細な餡のそぼろで桜と菜の花を表現した、見た目にも美しい「下田の春」(税込540円)。とらやの美味しいキメの細かい餡ををとことん味わいたいならコレがおすすめ!なめらか、まろやか、むっちり?なんともいえないあんこの美味しさがたまりません!
小さな和菓子なのに、断面もここまで美しい!楊枝で大切に少しずつ食べたくなるお菓子です。
「下田の春」って?→南伊豆の早咲きの桜です!
河津桜まつり🌸
今年も伊豆半島に春が来ました🌸 pic.twitter.com/bGTYj5IJIN
— ラグ🏍🐟📷 (@LuxuryRider2015) February 17, 2023
「下田の春」で表現されていた桜の花。静岡県の南伊豆の南端に咲く早咲きの桜を指していて、実はなんと、2023年2月20日現在、もう見頃のようです!!!桜がきれいなスポットでは、「河津桜まつり」として、近隣の飲食店の出店出店も行われており、一足お先に春を感じたい方には絶好のイベント◎ ぜひチェックしてみてくださいね!!
参考:河津桜まつり公式サイト
「とらや」の限定和菓子で雅な春を迎えて♡
こちらの記事では、とらやの店舗限定で購入できる限定のレア和菓子「仙寿」「蛤型」「下田の春」の実食レポートと、「下田の春」のモデルになっている南伊豆の「河津桜」をご紹介しました。日本の風景や風習を取り入れたとらやの和菓子チェックしていると、日本の文化や風習をしっかり押さえた大人な女性になれるかも!? ぜひとらやで暦を大切にする大人へ、初めの一歩を踏み出してみては?