火焚祭をご存知でしょうか?京都では11月になると各地の神社から火を焚く煙が空高く上がり、その景色が冬を迎える風物詩となっています。火を焚くことで、厄払いや秋の収穫への感謝を示すものとなっており、神社によっては11月23日の新嘗祭に合わせ行われることもあります。また火の中に入れられるのは、奉納された火焚串(護摩木)。奉納者の想いを祈願する場としても大切にされています。
それでは、令和2年に行われた火焚祭を4カ所ご紹介していきます!
京都市伏見区にある神社、城南宮。平安京ができる際(8世紀後半から9世紀前半頃)に創建され、方除(ほうよけ)の神様として大切にされてきた神社です。こちらでは毎年11月20日14時から、無病息災、家内安全を願って火焚祭が行われてい ...