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鬼面ってなに?歴史や意味とともに鬼面にまつわるお祭りを併せて紹介!

鬼面ってなに?歴史や意味とともに鬼面にまつわるお祭りを併せて紹介!

鬼をかたどった面である「鬼面(きめん)」。なぜこのようなものが作られたのか、何に使うのか気になりますよね。この記事では、鬼面の基本情報、用いられるシーン、全国の鬼面祭りについてご紹介します!

鬼面とは

鬼面とは、文字通り鬼の形をしたお面のことです。今はそれほど見かけませんが、屋根に鬼瓦を設置している家もありますよね。ただし、同じく鬼をかたどった面とはいえ、般若面や能面は実は鬼面という扱いではないので注意が必要です。

 

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今日の宮崎は曇り☁️ なんとかノルマ通り 昼までで現場をやっつけれましたな⛑️ そこから帰って現場見に行って本日の作業終了ですな 現場の庇の鬼瓦…鬼面の鬼瓦でしたな 宮崎ではなかなか見かけないのでパシャリ☝️ さて、明日は別の現場見の依頼があったんで 昼前くらいに行こうかな 今日の夜はお仲間さんに誘われたんで 宮崎の繁華街 ニシタチ応援隊で出動しましょかな うっしゃー❗…やるどぉー❗明日も❗ご安全にぃ➰⛑️⛑️⛑️ですな #宮崎 #湯浅瓦工事店 #瓦 #工事 #店 #全瓦連 #加盟店 #miyazaki #japan #roof #man #コロナ #コロナに負けるな #鬼瓦 #鬼面 #ニシタチ #応援隊

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歴史や意味

鬼面のルーツは西洋文化といわれています。現在のシリアにある世界遺産『パルミラ』の入口の上部にメドゥーサを厄除けとしていた文化が、シルクロード経由で中国に伝来したのが起源です。

「日本書紀」には、588年に4人の瓦博士が中国より渡来し、飛鳥寺の建立をきっかけに瓦の技術をもたらしたと記されています。奈良時代には鬼面の瓦、すなわち鬼瓦が広まり、室町時代には社寺・城郭から民家に至る屋根芸術へと発展しました。

元来、瓦は特権階級のみの使用に限られていました。しかし、江戸の大火により幕府から瓦葺屋根が奨励されたことや、安価な桟瓦(さんがわら)が開発されたことをきっかけに、江戸時代には庶民にも鬼瓦が普及します。

さて、鬼面にはさまざまな意味があるとされています。例えば「厄除け・魔除け」「家内安全」「健康長寿」などです。鬼というと悪者のイメージがつきものですが、一方で、病気や災いを防ぎ、人を丈夫にしてくれるという信仰もあります。従って、鬼瓦はその信仰を基に守り神として用いられているのです。

般若面や能面との違い

般若というと恐ろしい鬼面というイメージがあるのではないでしょうか?実は、般若面の「般若」は般若坊という面打ち師の名前からとったもので、言葉自体には恐ろしい意味はありません。般若坊の代表作がたまたま鬼面だったというだけですが、「般若=鬼」と捉えている人が多いようです。元来、「般若」はサンスクリット語でお釈迦さまが語られた「ほとけさまの智恵」という神聖な意味を持っています。

能楽では、鬼になってしまった女性の悲しみや苦しみを描くシーンで般若面が用いられます。前述したとおり、鬼面は「厄除け・魔除け」「家内安全」「健康長寿」などの意味を持ちますが、能楽における鬼面は、悲しみや苦しみを表現する道具としての役割があります。

 

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引続き 行ってらっしゃい #面 #お面 #神楽面 #般若 #般若面 #北広島町 #筏津芸術村 #面処前河屋

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素材は?

鬼面の素材は職人が作る本格的な木彫りから、誰でも作れる紙製のものまであります。本格的な木彫りで能面や鬼面などの神事面を手掛ける職人を「面打ち師」といいます。面打ち師のなかにも、オンラインで鬼面制作に注文を受けつけている職人も数多く存在します。鬼の紹介をしているサイトもあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。

魔除け鬼面が用いられるシーン

魔除け鬼面は屋根に設置する鬼瓦だけでなく、お祭りや神事などのイベントにも用いられます。群馬県には、一風変わった「鬼面表札」という鬼面と表札が組み合わされた製品もあります。魔除け鬼面は設置して用いる、あるいは実際に面として顔に装着して用いるなど、用途はさまざまです。いずれにしても、無病息災を願ってプラスの意味で鬼面を用いることには変わりありません。

全国の鬼面祭り

広島県呉市のお祭り「やぶ」

「やぶ」は広島県呉市で開催される秋祭りです。様々な鬼面をつけ、赤や黄色、緑などの派手な衣装を身にまといます。竹の棒を持って神様の警護と道案内をし、神様に奉納される米の出来具合を確認する役割を担います。赤ちゃんは鬼に抱っこされると「元気に育つ」そうです。9月下旬~11月上旬にかけて、呉市にある約30の神社で毎週やぶが開催されます。神社によってやぶの鬼面や衣装が異なるので、見比べてみるのも面白いですよ。

 

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呉のお祭りへ。 鬼さんは、普段から、怖いからもう、放心状態 よく頑張りました #やぶ#呉#祭り#2歳

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佐賀県を代表する民俗芸能「面浮立(めんぶりゅう)」

面浮立自体は民俗芸能なのでお祭りではありませんが、佐賀県鹿島市で開催される以下のお祭りで見ることができます。

・初午祭 (2月)
・肥前浜宿花と酒まつり(3月)
・浜祇園祭り (7月)
・山浦千灯篭 (8月頃)
・かしま伝承芸能フェスティバル (9月)
・七浦秋祭り (9月)
・救世神社秋祭り (9月)
・琴路神社秋祭り (11月)

面浮立は鬼面をつけて太鼓や鉦(かね)の音に合わせて踊る民俗芸能で、佐賀県の重要文化財に指定されています。鬼面には「シャグマ(ヤク)」という動物の長い毛がつけられており、激しい踊りに合わせて歌舞伎の髪洗いのように振り乱します。お腹につるした小太鼓を叩きながら踊るのも特徴的です。ここで登場する鬼は、神の使いとして家々に幸いをもたらす役割を果たします。ほぼ1年間を通してお祭りが開催されるので、佐賀に行く際には参加してみてはいかがでしょうか。

 

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まとめ

鬼面は恐ろしいイメージが定着していますが、一方で「厄除け・魔除け」「家内安全」「健康長寿」などの意味も持っています。恐ろしいイメージがあるものの、味方にしたら悪いものから守ってくれそうですよね。この記事でご紹介したように、鬼が神の使いとして活躍する楽しいお祭りもあるので、ぜひチェックしてみてくださいね!

オマツリジャパン編集部
この記事を書いた人
オマツリジャパン オフィシャルライター
オマツリジャパン編集部からは全国のおすすめのお祭りの情報を発信していきます

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