東京メトロ東西線の葛西駅から一之江方面のバスに乗り、
雷上組(いかづちうえくみ)という超絶カッコいい名前のバス停で降りたところにある
雷不動真蔵院(いかづちふどうしんぞういん)では、毎年2月末に『雷の大般若(いかづちのだいはんにゃ)』という中々シビレるネーミングのオマツリが行われています。
『雷の大般若』とは無病息災を祈る神事です。
江戸末期にコレラが流行した際、このお寺の住職が大般若経を背負って各家をまわり息災を願ったこと、また罹患した妹の快復を祈った兄が妹の襦袢を着て厄を払ったことから、毎年この時期に女物の襦袢を着た男衆が集団で経典を担ぎ、町内約400戸を7時間かけて回るという神事になっています。
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