マツログ

【岩槻流しびな】桃の節句前に人形を乗せた「さん俵」が浮かぶ城址公園の池

作成日
更新日

女の子の健やかな成長を願う「桃の節句」

毎年3月3日の「桃の節句」には女の子の健やかな成長を願い、ひな人形を自宅に飾る家庭も多いことでしょう。さいたま市東部の岩槻区では古くから人形作りが盛んに行われ、例年3月3日の直前の日曜日に「岩槻流しびな」が開催されています。2021年は2月28日に行われました。

2021年の「岩槻流しびな」のチラシ

岩槻城址公園に並ぶ「岩槻流しびな」の幟

江戸時代から桐の産地の岩槻で盛んになった人形作り

さいたま市の岩槻は人形の町として知られています。岩槻の人形作りは江戸時代に始まったと伝わります。江戸幕府第3代将軍徳川家光が日光東照宮を造営したときに、日光御成街道沿いに全国から工匠が集まりました。江戸から最初の宿場町、岩槻の周辺は桐の産地であったため、人形 ...

続きを読む