\6月16日は、和菓子の日!/
毎年6月16日は「和菓子の日」。その始まりはなんと西暦848年までさかのぼります。当時の天皇が6月16日に16の数にちなんだお菓子や餅などを神前に供え、疫病除けや健康を祈願したことが始まりで、その文化を現代風にしたのが「和菓子の日」なんだそうです。今回はこの「和菓子の日」にちなんで、和菓子といえば!のとらやで購入できる超レアな和菓子「嘉祥饅頭」をご紹介します。
7日間だけの限定販売!「嘉祥饅頭」をGET!
「嘉祥饅頭」とは、2023年6月10日から2023年6月16日までの7日間のみ発売されるお菓子。縁起の良いマークが印象的な、3種のかわいらしいお饅頭たちです。
黄色で小銭の印が押されているのは「薯蕷饅頭」、小槌の焼印でピンク色をした「新饅」、茶色の「利休饅」に押された焼き印はなんと「全国和菓子協会」のマークなんだそうです。
とらや店頭で購入したところ「厄除招福」と書かれたお札もついてきました。こちらはとらやが、お客さまの無病息災を願って東京都の日枝神社でご祈祷をしてくださったお札とのこと。こちらも縁起がよさそう~!
それぞれ、生地の材料や中の餡が違っているとのことで食べるのが楽しみ!早速実食です。
とらや「嘉祥饅頭」は独り占めが吉◎
2023年のとらや「嘉祥饅頭」は、中の餡と生地がそれぞれ3つとも異なる材料でできているとのこと。大きさも手のひらにすっぽり収まるくらいの小ぶりな大きさなので、食べ比べがオススメですよ!
まずは「嘉定通宝」という小銭のマークが描かれた黄色の薯蕷饅頭。生地に芋が使われているとのことで、確かに食べてみると生地が比較的ねちっとしています。中には上品なこしあんがたっぷり。日本茶がほしくなるクラシックなお饅頭といった感じで美味しいです。
続いては小槌マークのピンク色「新饅」です。黄色のお饅頭より濃い色味の粒あん入り。こちらは甘味がハッキリしていて、食べ応えがある味だと感じました。やっぱりとらやはあんこが美味しい!小さいお饅頭でも格の違い(!?)がわかる感じがします。
最後は「全国和菓子協会」マークの焼印がついた茶色い「利休饅」。こちらは、餡子は黄色と同じで、生地が白下糖(竹糖の搾り汁のアクを取りながら煮詰め、冷却したもの)という特別なお砂糖を使ったものになっています。正直、筆者には特別なお砂糖の味わいまでは判別がつきにくかったのですが・・・。お上品な美味しさは理解できました!
3つそれぞれ個性が異なるカラフルなお饅頭たち。ジメジメした気候のなか疲れも出やすい最近でしたが、縁起物をいただいて、なんだかいいことがありそうな気がしてきました◎
岩手で発見!日本の”虎”にまつわる祭り
とらやの店名にちなみ、虎にまつわる祭りを一つ紹介したいと思います。
岩手県の大槌町で毎年9月に開催される”大槌まつり”。そこではおみこし、神楽、七福神、手踊りなどの郷土芸能に加えて、”虎舞”という、獅子舞が虎になったようなものを使った舞が披露されます。
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「虎はどこだ!?」「おせ!おせ!」そんな勇ましく威勢のいい掛け声に合わせて披露される虎舞ですが、特に岩手県の沿岸部で披露される虎舞は、「虎は一日にして千里いって、千里帰る」ということわざをもとに、漁師さんたちが無事に航海から帰ってこられるように願って伝承されているとされています。
2023年の大槌まつりは、2023年9月15・16・17日の3日間で開催が決定!勇壮な”虎舞”をぜひ一度見てみたいですね◎
和菓子の日は「とらや」で決まり!
こちらの記事では、2023年の和菓子の日に食べたい、とらやの6日間だけゲットできる「嘉祥饅頭」と、とらやの「虎」にちなんで、大槌まつりの「虎舞」をご紹介しました◎
もともとは厄除けや健康祈願がルーツになっているという、歴史のある”和菓子の日”。特別な和菓子を楽しんでみてはいかがでしょうか。