全国各地の神社や寺院では参詣の記念に御朱印を頂くことができます。朱印帳に訪れた神社や寺院の御朱印が並ぶと、貴重な思い出となり写真とは趣の異なる味わいが滲み出てくるものでしょう。茨城県笠間市に社殿を構える笠間稲荷神社の通常の御朱印には、紙面の右下に「胡桃下」の文字が記されます。この地には、かつて胡桃の密林があり、「胡桃下稲荷」と呼ばれていたこともあるのです。楼門の東に育つ胡桃の木がご神木とされています。
境内の東に社殿を構える聖徳殿では、聖徳太子や大黒天が祀られ、中央に「大黒天」が描かれた御朱印も一年を通して頒布しています。