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鹿島神宮とは?約3000年の歴史をもつパワースポットではどんな御朱印がもらえる?

2021/6/23
2021/6/23
鹿島神宮とは?約3000年の歴史をもつパワースポットではどんな御朱印がもらえる?

和魂の文字に日本の歴史が漂う鹿島神宮の御朱印

全国各地の神社や寺院では参詣の記念に御朱印を頂くことができます。朱印帳に訪れた神社や寺院の御朱印が並ぶと、貴重な思い出となり写真とは趣の異なる味わいが滲み出てくるものでしょう。茨城県鹿嶋市に社殿を構える鹿島神宮は、神武天皇が日本で最初に天皇に即位された年に創建された古社です。御朱印に記される和魂の文字に日本の歴史が凝縮しているように感じられます。

鹿島神宮本宮の御朱印

鹿島神宮奥宮の御朱印

鹿島神宮では拝殿の北側に御朱印受付が設置されており、ここで鹿島神宮本宮と鹿島神宮奥宮の御朱印を頂くことができます。いずれの御朱印にも神社で御祭神として祀られる雷神、剣の神、武甕槌大神(たけみかづち)の文字が力強い筆跡で記されています。

鹿島神宮の拝殿

拝殿の北側に設置される御朱印受付

拝殿の北側に設置される御朱印受付

受付窓口に掲示される御朱印案内

御朱印受付では御朱印が頂けるばかりでなく、豊富な種類の朱印帳が準備されています。サッカーファンならば、Jリーグ鹿島アントラーズとのコラボレーションによる朱印帳に目を奪われることでしょう。

御朱印受付に準備される豊富な種類の朱印帳

御朱印受付に準備される豊富な種類の朱印帳

鹿島アントラーズとのコラボレーションによる朱印帳

特色のある御守や御札がずらりと並ぶ授与所

御朱印受付と拝殿に挟まれる授与所では、武甕槌大神の御神徳に因んだ武道守や勝守など特色のある御守や御札がずらりと並んでいます。

御朱印受付と拝殿に挟まれる授与所

授与所内

授与所に準備される御守

授与所に準備される御守

授与所に準備される御守

授与所に準備される御守

授与所に準備される御守

授与所に準備される御守

授与所に準備される御守

授与所に準備される御守

授与所に準備される御守

授与所に準備される御札

紀元前660年に創建され全国に約600社ある鹿島神社の総本社

鹿島神宮は、紀元前660年に創建されたと伝わる東国随一の古社です。全国に約600社ある鹿島神社の総本社としての格式を備えています。旅に出る前に道中の無事を鹿島神宮で祈願する「鹿島立ち」の文化も育まれました。神社の敷地面積は東京ドーム15個分に相当する約70ヘクタールの広さです。神域に入る玄関の役割を果たす大鳥居は、東日本大震災後の2014年に竣工されました。境内の森から樹齢250年、500年、600年の杉の御神木を4本切り出して建てられたのです。

境内の樹齢250~600年の杉の御神木で作られた大鳥居

徳川家によって奉納された楼門、拝殿、本殿、奥宮

大鳥居を潜り参道を進むと、鮮やかな朱色で塗られた楼門が出迎えてくれます。1634年に水戸藩初代藩主の徳川頼房が奉納したものです。福岡市の筥崎宮、阿蘇市の阿蘇神社とともに、日本三大楼門の一つに数えられています。

大鳥居と楼門を繋ぐ参道

1634年に水戸藩初代藩主の徳川頼房が奉納した楼門

楼門を潜ると拝殿の正面です。拝殿の奥に幣殿、石の間、本殿が繋がっています。1619年に江戸幕府第2代将軍の徳川秀忠によって寄進されました。

鹿島神宮の拝殿

鹿島神宮の拝殿

拝殿の奥に繋がる幣殿、石の間、本殿

拝殿の前から奥参道を進むとかつて本殿であった奥宮です。1605年に関ヶ原の合戦に勝利した徳川家康が、戦勝のお礼に奉納したものです。2021年2月から2年間の予定で令和の大改修が行われていますが、工事中も参拝することはできます。

拝殿と奥宮を繋ぐ奥参道

令和の大改修が行われる奥宮

令和の大改修が行われる奥宮

厳かな雰囲気が漂う境内でムードを変える御手洗池や鹿園

奥宮からさらに参道を進むと御手洗池が穏やかな水面を湛えています。古くから禊の場とされていました。池に子どもが入っても大人が入って、水面が胸の高さにくると言われています。

御手洗池

鹿島神宮の広大な境内には隅々まで厳かな雰囲気が漂いますが、拝殿と奥宮を繋ぐ奥参道沿いには鹿園が設けられ、ムードを変えてくれます。かつて神社の周辺には数多くのニホンジカが生息していたのですが、徐々に姿が少なくなり、現在では25頭の鹿が神の遣いとして大切に飼育されています。鹿島神宮の神使の好物はニンジンのようです。

神の遣いとして大切に飼育される鹿

紀元前660年に茨城県鹿嶋市に創建された鹿島神宮には、江戸時代に徳川家が奉納した社殿が溢れています。参拝の記念に頂ける御朱印の和魂の文字には日本の歴史が凝縮しているかのようです。

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