東京の下町、江戸川の西岸に位置する葛飾柴又は江戸時代初期の寛永年間1629年に柴又帝釈天が建造されてから、門前町として発展を遂げました。柴又帝釈天では、2月の節分会、4月の帝釈天出現祈祷大法要、8月のみたままつり、11月の水神祭など数多くのオマツリが開催されています。帝釈天の二天門と京成電鉄柴又駅を繋ぐ参道は、オマツリ開催日には大勢の人々で賑わいます。
帝釈天への参拝者が利用した参道は、時代とともに変化しています。1960年代から山田洋次監督の映画『男はつらいよ』の舞台となったため、寅 ...