東京から1時間で行ける茨城県古河市。ここには古くから神楽「古河永代太々神楽(こがえいだいだいだいかぐら)」が受け継がれています。
今回は、この神楽を今も伝えている古河神楽保存会の方々にインタビューしました。
古河永代太々神楽は古河市で300年前には奉納されたと伝えられる神楽です。十二座(12の演目)で構成されており、全て演じるには4時間以上かかります。最初の奉納舞は享保13年3月13日に行われ、それから約300年の間、一年も欠くことなく舞われています。現在、古河市では毎年4月と11月に神社の神楽殿で奉納されています。
保存会に引き継がれている神楽面の裏側には「享保十六亥三月十九日」(1731年)と書かれ,約300年前の歴史を裏付けています。もともとこの神 ...