江戸時代に全国各地を治めた藩が競い合って、大名庭園を造りました。日本の造園技術は飛躍的に進歩し、その中で偕楽園、兼六園、後楽園は、日本三名園とされています。いずれも池泉回遊式の庭園で、岡山市の後楽園は例年11月中旬から12月上旬には、紅葉の彩りで包まれます。紅葉のシーズンには「秋の幻想庭園」が開催され、夜間に紅葉のライトアップが行われます。2020年は11月20日~29日に夜間の特別開園が行われました。
後楽園は岡山藩第2代藩主の池田綱政が1700年に造園しました。岡山城に沿って流れる旭川の対岸が日本庭園に整備されました。