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「曲水の宴」ってご存知ですか?流し雛の起源!艶やかな平安装束にも注目♪

「曲水の宴」ってご存知ですか?流し雛の起源!艶やかな平安装束にも注目♪

「曲水の宴」をご存じですか?その歴史は古く、平安時代から宮中や貴族の邸宅で行われていた神事です。ここでは、曲水の宴の成り立ちや歴史、全国で曲水の宴を行なっている場所をご紹介します。

「曲水の宴」とは?

曲水とは、庭園などの中を曲がりくねりながら流れる水のことです。「曲水の宴」は、庭園の曲水に沿って座った参宴者が、上流から流れてくる酒杯が自分の前を通り過ぎる前にお題にちなんだ詩歌をよむという神事なのです。歌をよんだら、杯を取って酒を飲み、それから次へと流すのだそう。

参宴者は、十二単などのあでやかな衣装に身を包み、詩歌をよみ、杯を傾ける…とてもみやびな行事ですね。

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新年の色というと赤を思い浮かべます。 特に華やかな写真が無かったので 昨年の初春に北野天満宮での曲水の宴に詠者として出演させていただいた時の写真を! 芸能の神さまともいわれる菅原道真公が祀られている地で 装束を纏い、目に見えない想いを和歌に込めるという貴重な機会をいただき、ありがたいことでした。 雅な装いとお化粧で 自分ではない何かと通じた感覚がありました。(姪に誰?!って怖がられた) 今年は 秋になりますが 京都市内のギャラリーで個展を開催させていただけることも決まり、緊張とワクワクがあります ご縁に感謝して 今年も 一歩ずつ 自分なりに発信していけたらとおもいます。一緒によい年にしましょうー Photo Yukiyo Daido, Ayumi Ichino

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「曲水の宴」の歴史

曲水の宴は奈良時代、中国の影響を受けて朝廷内の行事に取り入れられました。3月3日に行われるのが常例になったのも、この時代だそうです。

奈良時代の後半にさらに盛んになった曲水の宴は、平安時代には宮廷や貴族のお屋敷などで催されるようになりました。この時代の曲水の宴は、けがれを写した人形を水に流す風習があり、これが「流し雛」の起源であると言われています。

どこで催されているの?

奈良〜平安時代から行われている雅な行事、曲水の宴。現在でも催されており、みやびやかな神事を近くで見ることができます。

毛越寺

毛越寺は世界遺産に登録されている寺院です。1983年、浄土庭園の発掘調査の際、平安時代の遣水(庭園に水を引き入れて流す小川)の遺構が発見されたことをきっかけに、曲水の宴が催されることとなりました。平安時代の遣水が残っているのは、日本でここだけです。当時の貴族たちも、同じようにこの遣水で曲水の宴を行なっていたのかと思うと、感慨深い深い気持ちになりますね!

【場所】岩手県西磐井郡平泉町平泉大沢58
【アクセス】JR東北本線 平泉駅から徒歩10分
【開催日】5月第4日曜日

北野天満宮

北野天満宮は、菅原道真公をまつる全国の天満宮・天神社の総本社。菅原道真公は、宇多天皇主催の曲水の宴に何度も招かれるほどの高い文才を持っていたそうです。北野天満宮の曲水の宴では、菅原道真公が作った詩文が、白拍子の舞と朗詠で披露されますよ。

【場所】京都市上京区馬喰町
【アクセス】JR京都駅よりバス乗車・「北野天満宮前」下車すぐ
【開催日】3月

城南宮

城南宮は「方除けの大社」といわれ、全国からたくさんの人が参拝に訪れています。曲水の宴が行われる神苑は、しだれ梅や桜、藤、もみじなど、四季によって景色を変える美しい庭になっています。

【場所】京都市伏見区中島鳥羽離宮町7
【アクセス】近鉄京都線 竹田駅から徒歩15分
【開催日】4月29日(昭和の日)

太宰府天満宮

太宰府天満宮では、曲水の庭にて曲水の宴が行われます。十二単をはじめとする平安装束に身を包んだ参宴者の様子や、白拍子の舞を見ることができますよ。無料の観覧席があるので、観覧を希望する場合は、早めに出かけることをおすすめします。

【場所】福岡市太宰府市宰府4−7−1
【アクセス】西鉄電車 太宰府駅から徒歩5分
【開催日】3月第1日曜日

平安時代へタイムスリップ

宮廷や貴族のお屋敷で行われていた歌遊び、曲水の宴。美しい衣装や歌をよむ作法などを観覧すれば、みやびな平安時代へタイムスリップできそうですね。

written by
オマツリジャパン編集部

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