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メンドン、ユネスコ登録来訪神と知る島文化

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メンドン、来訪神って何だろう?

 鹿児島県三島村、霧島火山帯に沿って噴出した海底火山の1つとして知られる薩摩硫黄島には、旧暦8月1日と2日(2019年開 催日8/30,31)両日にかけて行われるお祭があります。近年では、来訪神“メンドン”がユネスコ無形文化遺産に登録され、注目を 集めており、秋田の“ナマハゲ”と共に知る方も多いと思います。

来訪神とは、年に一度、決まった時期に人間の世界に来訪するとされる神様(またはその使い)のことで、硫黄島では八朔太鼓踊りと呼ばれる伝 統的な踊りと共に姿を表します。

奇妙な姿をしたメンドンは強烈な見た目のインパクトと、どこか愛嬌のある動きで人気を集めており、メンドンに会いたくて 硫黄島を訪れる観光客も増えています。お祭の当日は、三島村観光案内所が企 ...

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