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木挽BLUEを実飲!なぜ宮崎県の焼酎は20度製が多い?

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焼酎王国宮崎県

鹿児島と並ぶ焼酎大国宮崎県は、県内に43の醸造所とさらに、大小38もの焼酎蔵元があり、生産量も6年連続で全国第一位の焼酎大国です。宮崎県の焼酎は「やわらかくて、やさしい味」が特徴。しかも全国的に「焼酎のアルコール度数は25度」と認識されていますが、宮崎県では20度がほとんど。同じ銘柄の焼酎でも、県内用と県外用に度数を変えて販売しているところも多いです。ではなぜ、宮崎県は20度の焼酎なのでしょうか? 終戦後、お酒を製造するには制限がありました。酒税は国にとって重要な財源。当時焼酎に課せられた酒税は高く、高価な物として扱われました。しかし焼酎を飲みたいけれど高くて購入出来ない人々は、違法と知りながら、お酒の密造を開始。その後、国税局が「酒類特別措置法」を設け、酒税の安い ...

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