O

ナマハゲの観光活用や文化継承の取り組みとは?男鹿で聞いてみた!

作成日
更新日

「ゔぉー!泣く子はいねがー!」猛々しい叫び声をあげながら子供に迫る「ナマハゲ」は、秋田県の象徴と言っても過言でないほどの認知度を誇り、2018年11月には「来訪神:仮面・仮装の神々」のひとつとしてユネスコ無形文化遺産に登録された。
この行事はもともと秋田県北西部の「男鹿半島」にて地区ごとに行われる小正月十五日の行事(現在は12月31日)だったが、昭和の時代から積極的に観光活用され、長きにわたって官民一体となった地域の盛り上げに貢献している。それと同時に、担い手に正しい知識を身につけさせた上で対外的に発信させる施策や、横断的なコミュニティを形成してノウハウを共有する取り組みなど、文化継承に対するアプローチにも積極的だ。

これらの中には、少子高齢化にあえぐ現代日本における、伝統文化の後継 ...

続きを読む