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縫師の目線で語る、新居浜太鼓祭り。太鼓台の魅力・継承への課題とは?

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54台の「太鼓台」と呼ばれる山車が街を練り歩き、かきくらべでその華麗さを競い合う新居浜太鼓祭り。今回、伝統行事・文化の伝承について、株式会社金鱗(きんりん)・合田武史さんに太鼓台の顔である「飾り幕」を手掛ける立場から、お話を伺ってきました。

合田 武史(ごうだ たけし)

愛媛県新居浜市生まれ。株式会社金鱗代表取締役。

平成11年、新調の垣生本郷太鼓台を皮切りに、市内各地の太鼓台の飾り幕を手掛け、常に市民の太鼓台への価値観を塗り変え続けている縫師(ぬいし)。
※縫箔師(ほうばくし)ともいう
「新居浜刺繍」という言葉を掲げ、縫師として太鼓台刺繍や新居浜太鼓祭りの素晴らしさを日本全国・世界に広めようと活動している。

——合田さんが縫師を目指すようになったきっかけを教えてください。

小学4 ...

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